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一番大切な人だから、
一番大切なことを話せなかった……。
「とにかく感動した」「泣いた!」と大反響!
異例のベストセラーとなった前作から1年半をかけて、ついに待望の続編が刊行になりました! コミックエッセイにおいて、日本で初めて「統合失調症」を描いた前作は大きな話題を呼び、新聞や雑誌で数多く紹介。そして全国の読者からはたくさんの感想のお手紙をいただきました。
その感想の中でも意外に多かったのが、ユキさんの夫・タキさんのこと。
「タキさんと結婚したことでユキさんが幸せになれてよかったですね」
そんな言葉がたくさんありました。しかし、じつは結婚後すぐに家族みんなが幸せになったのかというと、そうではなかったのです。
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タキさんと同居することになり、ユキとお母ちゃんはその幸せを手放さないために、ある決意をする。それが、「ビョーキ」のことをタキさんに詳しく話さないこと、タキさんの前では笑顔でいることだった。しかし、その「隠しながらの生活」は確実にお母ちゃんのストレスとなり、一度は安定したビョーキが再発することに……。ユキ自身もストレスを感じるようになり、それがまたお母ちゃんを苦しめる……。
そしてある日、事件は起った――。
ついにお母ちゃんが、「タキさんの前」で「再発」したのだ!
「これはもう隠し切れない!!」
ユキは決意し、タキさんにすべて告白!! 初めて明かされた「お母ちゃんの過去」と「統合失調症の詳細」。それを聞いたタキさんは……。
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じつはすごく大変だったという結婚後の生活から、家族三人での幸せに至るまでを詳細に描いた渾身の一作となりました。初めて実感した家族の絆と、絆が生んだ「再発防止に役立つ秘訣」が数多く語られています。
「家族の絆」の物語、そして統合失調症にとって大きな問題である「再発防止」を深く描いた物語です。
著者紹介
百貨店を退職して上京、マンガ家に。その後、知人の紹介で入ったアシスタント先の先輩であるタキと結婚する。現在はフリーのマンガ家として、紙媒体およびWeb上で活躍中。
特技は長時間のマシンガントークと引っ越し。
著書に『わが家の母はビョーキです』(小社)がある。
担当編集者より一言
読者さまの声
前作『わが家の母はビョーキです』から、新生活での変化、書かれなかった裏側など、わかりやすくて良かった。(茨城県・女性・28歳)
本当の意味での人の温かさとはどういうものなのかをタキさんの言葉から知り、胸がいっぱいになりました。当事者の方はもちろん、ご家族の苦しみにも思いを寄せるきっかけをいただけたように思いいます。素敵な本をありがとうございます。今後もこうした体験談を交えた本が」てたら嬉しいです。(群馬県・主婦・37歳)
中村ユキさんは苦労されてこられ、大変だったなと思いました。そして立派です。ステキな旦那様に出会え、お母さんとも良い関係になれ安心しました。これからもっともっと幸せになれるように願っております。この本は病気だけでなく、子育てや人間関係にも役立ちますね。(愛知県・自営業・女性・47歳)
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