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書籍の詳細

「不器用」を武器にする41の方法

著者:加藤嘉一

定価:1,430円 (10%税込)
ISBN978-4-7631-3270-3 C0030
四六判並製 本文189ページ
2013年7月10日初版発行
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僕は「不器用」だからこそ、世界で生き抜いてこられた。
“中国で一番有名な日本人”が明かす、自分をあきらめない力を磨く法。

幼い頃から、ランニングで、毎日弟に負けつづけた。
単語をひとつ覚えるのに、人一倍の時間がかかった。
人とうまく付き合えなくて、孤立することも多かった。
一番になれるものなんてひとつもない。
自分のふがいなさに涙したこともあった。(――はじめにより)
 
著者の加藤嘉一さんは、
高校卒業後に身ひとつで中国へ渡り、
お金もない、友達もいない中で中国語を学んで、
ある日、たまたまテレビ番組でした短いコメントが評判を呼んだことから
新聞やテレビでひっぱりだこの“中国で一番有名な日本人”になりました。
 
こう言うと、
「そんな人には、はじめからすごい才能があったに違いない」
と思われる方もいるかもしれません。
 
でも、そうではありませんでした。
「不器用だからこそ、できなくても、もう一回やってみることを恐れずに挑戦した」
これが、加藤さんがもっていたたったひとつの力だった、といいます。
 
この本には、不器用を武器に変えるために必要な41の方法が書かれています。
「自分は不器用だから、なかなかうまくいかないなあ」と一度でも感じたことのある人は、ぜひ手にとってみてください。きっと勇気をもらえるはずです。

目次より

・才能よりも、「途中であきらめない力」を磨く
・自分を好きにならない
・「国境」という意識を捨てる
・「知らない」ことを武器にする
・一日は30分のイメトレからはじめる
・お金をかけない法が、語学力は伸びる
・自分を削るくらいなら、孤独でいよう
・恐怖とともに生きる

著者紹介

1984年静岡県生まれ。2003年、高校卒業後に単身で北京大学へ留学。同大学国際関係学院大学院修士課程修了。米紙ニューヨークタイムズ中国語版、英紙フィナンシャルタイムズ中国語版、The Nikkei Asian Review、香港紙『亜洲週刊』などで、日本語・中国語・英語の3か国語でコラムを書いてきた国際コラムニスト。復旦大学新聞学院講座学者、北京大学研究員、慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)を経て、2012年8月に、9年半過ごした中国を離れ渡米し、ハーバード大学ケネディスクール(公共政策大学院)フェロー2012〜2013となる。日本での主な著書に『中国人は本当にそんなに日本人が嫌いなのか』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『われ日本海の橋とならん』(ダイヤモンド社)、『脱・中国論 日本人が中国とうまく付き合うための56のテーゼ』(日経BP社)などがある。中国語での著書も多数。中国版ツイッター(新浪微博)のフォロワー数は150万以上。2010年、中国の発展に貢献した人に贈られる「時代騎士賞」を受賞。世界経済フォーラムGlobal Shapers Community(GSC)メンバー。2013年夏には、「加藤嘉一中国研究会」を発足し、活躍の場を広げている。趣味はマラソン。ボストン在住。

担当編集者より一言

「この本には、成功談だけではなく、失敗も、葛藤も、赤裸々な体験談も、全部を書きたいんです。この本を書くことで、少しでも、これからの世代の力になってほしいんです」。著者の加藤さんからそう言われたとき、心がふるえるような思いでした。
「できれば、かっこいいことを、かっこよく語りたい」そう思うのが、人の性ではないかな、と思います。私なら、自分のことをできるだけかっこよく語りたい。でも、加藤さんはこの本に、自分の恥ずかしかったことも、葛藤も、後悔も、いつも気をつけていることも、うまくいった理由も、すべてをさらけ出してくださいました。読んだあとに「ああ、自分も、明日からがんばろう。まだ、あきらめるには早い」という気持ちになれること請け合いの、思いのこもった1冊です。

読者さまの声

いつも出来事を人生のプラス思考にもっていく姿勢に感動。(愛知県・自営業・男性・68歳)

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