サンマーク出版

サンマーク出版が日本国内で生み出してきた「はじめの一滴」は、海を越えて幸せの波紋を広げ、多くの読者を魅了してきました。これまでに海外で6冊のミリオンセラーシリーズが誕生。これは単行本を中心に扱う出版社として、極めて稀有な実績です。

全世界でミリオンセラーシリーズになった本

()内は全世界累計

  • 『人生がときめく片づけの魔法』
    近藤麻理恵(1500万部)
  • 『コーヒーが冷めないうちに』川口俊和(650万部)
  • 『生き方』稲盛和夫(750万部)
  • 『心。』稲盛和夫(180万部)
  • 『水は答えを知っている』江本勝(550万部)
  • 『病気にならない生き方』新谷弘実(370万部)

ここでは、その中でも特に世界中の人々を魅了した2冊をご紹介します。ともに著者の「初めての著作」でした。

『the life-changing magic of tidying up』 原題『人生がときめく片づけの魔法』

当時まだ無名だった一人の女性の片づけメソッドを紡いだ『人生がときめく片づけの魔法』は、発売から1年足らずで100万部を超える大ベストセラーになりました。

著者の近藤麻理恵さんは、テレビをはじめ数多くのメディアに出演され、「こんまり」の愛称とともに日本国内で広く知られていき、大きなムーブメントを起こしました。

「ときめき」という日本的な概念は、「SPARK JOY」と英訳されて海外でも旋風を巻き起こします。アメリカでは2014年の刊行からほどなくして『ニューヨークタイムズ』のベストセラーリストの常連となり、米Amazonで総合1位を獲得。イタリアやフランスをはじめヨーロッパ各国でも次々にベストセラー入りを果たします。

2015年にはアメリカ『TIME』誌の「世界で最も影響力のある100人」に選出され、村上春樹氏やバラク・オバマ前大統領、アップルCEOのティム・クック氏といった錚々たる顔ぶれに名を連ねるという快挙を達成します。これにより「KONMARI」の名はさらに世界に轟き、片づけをする行為を「konmaring」「kondoing」と称する、新たな英単語が生み出されるまでになりました。

その後、Netflixで配信された『KonMari~”もっと”人生がときめく片づけの魔法~』は、エミー賞を受賞するなど大きな反響を呼び、近藤麻理恵さんのメソッドをさらに世界に広めました。

『Before the coffee gets cold』 原題『コーヒーが冷めないうちに』

日本で初版7000部という小さな「はじめの一滴」から始まった『コーヒーが冷めないうちに』シリーズは、2017年に本屋大賞ノミネート、2018年に有村架純さん主演による映画化を経て、アメリカ、イタリア、イギリスでミリオンライツになり、現在は全世界650万部のメガヒットとして旋風を巻き起こしています。

海外でのヒットの歴史は、台湾から始まりました。2017年に台湾で大ヒットとなり、契約国数を少しずつ伸ばしながら、欧米での翻訳をするべく働きかけを続けました。

その努力が実り、2020年頃からは、イタリア、イギリス、ニュージーランド、ポーランド、カナダなどで翻訳出版され、各地で爆発的な人気を誇るようになります。特にコロナ禍のイタリアでは、ロックダウンの中、人々が「知り合いに勧められて読み、また自分も知り合いに勧める」という奇跡のループによってミリオンセラーとなりました。 

著者の川口俊和さんは、世界全国での講演やサイン会など、プロモーションツアーの要請に精力的に応じられ、その人柄や読者との触れ合いが多くの人々を魅了し、さらなるヒットにつながっていきます。これまで招待していただいた国は2024年現在で14カ国、翻訳された言語は45言語にのぼります。

英語版はイギリスやアメリカでも大ヒット。イギリスでは第1巻が単独ミリオンセラーになるなど話題を呼び、その勢いはアメリカにも伝播。ついに世界のコンテンツビジネスの最前線、ハリウッドから映像化の話が飛び込んできました。

2024年にはアメリカのニューヨーク、LAでプロモーションツアーを行い、ハリウッドで直接プロデューサーと打ち合わせをするなど実現に向けて一歩一歩前進。

また、全米で人気の「ヒーリングフィクション」(癒しの小説)の代表作家として、川口俊和さんのインタビューが『The New York Times』に掲載され話題を呼びました。

これら世界的ヒットの立役者がサンマーク出版の「国際ライツ部」です。各国との契約交渉やエージェントとの調整、著者のフォローアップ、プロモーションツアーの準備など、国内外のステークホルダーと綿密に連携し、「はじめの一滴」を世界中に届け続けています。