「世界最大の本のお祭り」フランクフルト・ブックフェア5日目
さて、あっという間に平日のミーティング・ラッシュが過ぎ、今年のフランクフルト・ブックフェアも大団円が近づいてきました。
会場全体の規模は数年前に比べて小さくなってはいますが、日本からの参加者は例年よりも増えてきているように感じます。
「IKIGAI(生きがい)」をテーマにした本がヨーロッパでベストセラーになったり、
日本にゆかりのあるカズオ・イシグロ氏がノーベル賞を受賞したりするなど、何か日本にルーツのある考え方や表現が、世界に広がる素地ができつつあるのかもしれませんね。
サンマーク出版のブースも、帰国に向けてお片づけです。
毎回この瞬間にちょっぴり寂しくなります。
数えるほどの見本とカタログだけを残して、会場を後に。
これからフェア中に仕入れたたくさんの新刊情報を整理して、次なる翻訳書のベストセラーを掘り出す作業が待っています。
Bis nächstes Jahr!
また来年!
――「世界のサンマーク」の挑戦は続きます。