編集部に届いた1通の封筒から始まった
1年ほど前のこと、編集部に大きな封筒に入った書類が届いた。
中にはピンク色のクリアファイルに手書きの手紙と、出版企画書。
プロフィール写真を見るとまるで女優かアイドルのような美しさと華やかさがあった。
いま思えば不思議だが、一目見てすぐにこれは本にできると確信した。
企画そのものはまだ練りきれてはいなかったし、まだ著書は一冊もない。
しかし2回ほどお会いして何かに導かれるように企画を通した。
直感は正しかった。
子どもの頃から「願いはゼッタイにかなう」確信があったという著者の服部エリーさんは、願いがかなうメカニズムをじつにわかりやすく説明してくれるのだ。
それは、宇宙のすべての情報が蓄えられているというアカシックレコードから読みといた情報なのだという。
彼女によれば、願いを意図した瞬間から、エネルギーの渦は実現に向けて大きく育ち始める。
それは、宇宙ができたプロセスと同じだそうだ。
その話には大いにインスパイアされ、またこれまでの観念の枠を気持ちよく打ち砕いてくれた。
あとから知ったが、彼女自身、「本を出す」という意図を放ち、エネルギーが十分めぐったところで企画書を送ったという。
そして、初の著書を出すという願いをなんなくかなえたのだ。
その秘訣は「がんばらない」ことなのだという。
シンブルだが奥が深い「願いのかなえ方」。
人生を変えるヒントに満ちた一冊です!