寒さに強く、病気に強く、誰にでも優しい「ICEMAN」
デスクワーク中は夏もマフラーが必須、
風が冷たくなる秋にはかならずと言っていいほど頭痛と鼻水に悩まされ、
冬はいつインフルエンザ流行の発信元になるかという恐怖に怯える私。
しかも、ワイシャツの下に肌着を着ないと、あっというまにお腹を下すという貧弱ぶり。
これは、さすがに生活に支障をきたすし、まずいなと思っていたときに、たまたまテレビで見かけたのが、本書の著者ヴィム・ホフさんです。
氷山の浮いた湖で楽しそうに泳いでいるし、
雪の中ショートパンツ一丁でフルマラソンしているし、
すべてがクレイジー極まりない。
きっと彼は異常に体の強い「神に選ばれし者」なんだろう、と思い、何となくウェブ上にあった動画を見ると、なぜか極寒のなかで同じようなことをしている人がいるわいるわ……。
どうやら彼らは、ヴィム・ホフさんの健康法を実践して、寒さに強く病気にならない体を手に入れたようです。
さらに調べていくと、その健康法はオランダのラドバウド大学の医師によって科学的な検証がなされ、効果が確認されたメソッドだとか。
しかも著書がある。
「初めて担当する翻訳書として、これ以上のものはない」
と信じて、版権を取ってもらいました。
編集作業をしながらヴィム・ホフ・メソッドを実践してみたところ、たしかに体温が上がるし冷えなくなるし、体調不良の日が激減しました。
いちばんうれしかったのが、慢性的に疲れていて7時間は眠らないと仕事のパフォーマンスが下がり、何なら二度寝上等のポンコツだった体が、4~5時間くらい眠るだけで、わりと大丈夫になったことです。
継続して、ぜひ寒さに強く、病気に強く、誰にでも優しい「ICEMAN」になりたいと思います!