去る2018年7月7日、福岡市の天神にて『ほどよく距離を置きなさい』著者・湯川久子さんの出版記念講演会が行われました。
とっても素敵な時間を、ご来場の方々と過ごすことができて幸せでした。今回はその模様をお届けしますね。
当日は豪雨で交通機関に影響が出るなか、たくさんの方がご来場できないのではとの心配をよそに、文字通りの満員御礼、たくさんの方にお越しいただいて大盛況の講演となりました。湯川弁護士は、昔から自他共にみとめる「晴れ女」。まさにその本領発揮で、なんと先生が天神にいる間、それまでけっこう降っていた雨がいきなり小雨に。講演会中は晴れ間も! これには驚きました。
福岡の地元で人気のキャスター・今村敦子さんの司会進行で、会場は大きな笑いに包まれる場面も。湯川弁護士のこれまでの、女性として、そして弁護士としての軌跡をスライドでご紹介。亡き夫・湯川洋さんの話になると「声もよければルックスもいい、とにかくいい男だった」との発言で、会場は大盛り上がり。湯川先生の“可愛らしい告白”、しかと聞きましたよ。素敵なご夫婦です!
質疑応答のコーナーでは、先生の若さの秘訣から、身近なご相談ごとまで、さまざまな質問が出ました。なかには「夫が家事を手伝わないのですけど、どうしたら?」といった、けっこう具体的な質問まで。さすが、これまで1万件以上の人間模様を見てきた湯川先生、返す言葉のひとつひとつ、心にグサリ! でも、みなさん「聞いてよかった!」という表情が印象的でした。
講演会終了後には、サインのご希望が殺到。お客さま方の熱気に、担当編集はなえはひとりあたふたしていました(笑)。
講演会後に行われたティーパーティーでは、湯川久子弁護士がそれぞれのテーブルをまわり、ご来場の方々との歓談の時間を過ごしました。
おいしいケーキとコーヒーで、和気藹々。先生の古くからのお知り合いもいらして、思い出話に花が咲く場面もありました。さすが、弁護士人生60年。福岡の女性たちをバックアップしてきた、パイオニア的存在の湯川弁護士。これまでどれだけ多くの方々に必要とされ、愛されてきたかを感じたひとときでした。
担当編集者として、ちょっとだけお話させていただく場面も。読者の方もたくさん来てくださっていて、お声かけていただいて感激しました。これからも、誰かに喜んでいただける本、作っていきたいなぁと切に感じる瞬間です。
先生とスタッフと、記念撮影パチリ。
何度も福岡に通い、湯川弁護士と本づくりをしてきましたが、13万部を突破してベストセラーと呼ばれるようになり、こうしてうれしいかたちで記念講演会におじゃまできた今回。
「90歳なんて信じられない。本当に元気をもらいました」と笑顔で帰られるみなさまを見送りながら、今後もひとりでも多くの方の手に渡り、誰かの心をちょっと温め、背中を押す一冊であってほしいな、としみじみ思う編集担当でした。
福岡、よか街ばい!
編集の現場
『ほどよく距離を置きなさい』著者・湯川久子弁護士のハートフルな講演会
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