「本の帯に惹かれて」にて紹介されました!
編集部のはなえです。
うれしいことに、京都の老舗お茶屋さんが発行されている『月刊茶の間』にて、
『ほどよく距離を置きなさい』を紹介いただきました。
コーナー名は「本の帯に惹かれて」。
わぁ、そんなコーナーにお呼びいただけるなんて、はなえ感激です!
「帯」と呼ばれる、「その本のキャッチコピー」をお伝えする場所。
ここは、編集者が毎回頭を悩ませ、フル回転させ、ときに何かが「降りて」くるのを待って
ベストなワードを見つけていく場所。
……それはそれは神聖でありながら、「そこで読者の心をつかまなきゃならない」という待ったなし! の戦闘の場所ともいえます(といったら大げさかな)。
この本『ほどよく距離を置きなさい』の場合は、
60年の弁護士人生を経て、現在も90歳の弁護士として
たくさんの人間模様を見てこられたご経験から
「やっぱり、自分の心のあり方で、人間模様は変わってくる」
ということを痛感した先生。
先生がおっしゃるたくさんの金言の中から、
「人を裁かない」
「(自分の、そして相手の)心をほどく」
という言葉を、帯に選んだわけですが、
そこには、
「私自身、こうありたい」
「私の母親(世代が、読者様のイメージに合っていました)にもこういう心理状態であってほしい」
という、私自身の願望のようなものがありました。
「本の作り手」としてではなくて、
「読み手」として、どんな悩みがあって、それを解決してどんな気持ちになりたいのか……
帯の言葉を考えるときには、(いつもうまくいっているわけではありませんが)
そんな視点を持つように心がけています。
お手に取っていただけたらうれしいです。