全米100万部突破の絵本
「アメリカでずっとベストセラーリストに載り続けている不思議な絵本がある」――
そう言って紹介された本書を読んだとき、僕自身が無性に出てくる涙を抑えられませんでした。
悲しいわけではなく、かと言ってうれしさだけでもない、この気持ちをはっきりと言い表す言葉を、じつはいまもまだ見つけられずにいます。
あえて言葉にするなら、子どもが成長していく「喜び」と「さびしさ」、そんな相反する心の動きが交じり合った気持ちに、ただただ突き動かされたのです。
編集作業を進める中で、子育て中や妊娠中の知人・友人に原稿を読んでもらったところ、やはり同じような感想を抱いた人が少なくありませんでした。
ぜひ、1人でも多くの方にこの本を活用していただき、いろいろな立場や視点から感想をお聞きしてみたいです。