スタンフォードで必須の「現実的なリーダー論」
本書で展開されるのは、科学的な調査で裏づけられた、集団の実態を踏まえた「現実的なリーダー論」です。
ここ最近、「弱くてもいい」ことを謳うリーダー本が数多く刊行されていますが、目にするたびに「本当?」と思っていました。
弱いリーダーに、人は「ついていこう」と思わない気が……。
そんな疑問をマーフィ先生にぶつけたところ、「その通り! 弱くていいはずがない。かといって強権的でもいけない。的確な強さを備えた『アサーティブなリーダー』でなければいけない」というお答えをいただき、本書の企画はスタートしました。
理想論ではなく、どんなに残酷であろうと現実を直視して問題を抽出し、エビデンスのある解決策を提示する――その姿勢が最後まで貫かれた本書。
組織の内実、チームメンバーの本音も見えてくる内容ですので
リーダー職にある人だけでなく、組織に属する人全員が「自分事」として読める内容に仕上がっています。