２０１８年の夏、ロサンゼルスにて、わずか２メートル先の椅子に座ったダリル・アンカさんを通して、バシャールが第一声を発したときの衝撃を忘れることはできない。
その現場に私はいた。
しかも、いちばん前の席。
それまで穏やかな語り口で挨拶をしていたダリルさんが、目をつぶり、膝の上で手を組んで、呼吸を深くしていく。
しばしの沈黙のあと、ほとばしるような情熱的な言葉が次々にダリルさんの口からあふれだす。
〝宇宙存在〟バシャールが目の前に現れた瞬間だった。

本書は、ロサンゼルスにて１００人の日本人を前に行われた、本田健さんとバシャールの対談の記録である。
本田健さんは、作家デビューから一貫して「大好きなことをやって生きよう！」というメッセージを発し続けてきた。
そこには、バシャールとの出会いが大きく関わっているという。
バシャールのメッセージを知り尽くした本田さんだからこそ、誰もが知りたかった質問の答えを引き出し、深く掘り下げて、わかりやすく解説してくれる。
バシャールファンならずとも、人生を変えたいと願う人必読の書である。