パワフルなスーパーおばあちゃんの本
聖火ランナーにも選ばれた「スーパーおばあちゃん」の小池妙子さん。
看護師として、母親として、地域を活気づけるリーダーとして……その全方位へのパワフルな活動を聞いて、思わず目を丸くしました。
実際にご高齢者向けに運営されている健康体操教室に参加させていただくと、スパッツ姿でスクワットを指導する妙子さんの姿が。
夫の死後、自宅を改装して始めた「子ども食堂」と「健康体操教室」の立ち上げ話はもちろんですが、看護師時代に、いまでは普通となった「院内保育園」を東京で始めた最初の人物というエピソードに、まさに圧巻の思いでした。
妙子さんの「みんなを元気にしたい」「誰とも話さない高齢者を一人でも減らしたい」という思いが詰まった本書。
「人は死ぬその日まで、運動が必要!」と言い切る妙子さんの言葉に耳が痛くなりつつ、お会いするたびに、心動かされ元気をいただきました。
たぶん、おばあちゃんだなんて書いていると知ったら怒られるかも(笑)。