「自分のことをもっと考えなさい」というメッセージ
本国アメリカでもう30年近く読まれつづけているロングベストセラーのシリーズですが、日本でも同様に、発売以来たくさんの読者に支持されています。
1巻と2巻の帯にはそれぞれ
「毎日の繰り返しに埋もれた自分を掘り起こす」
「いつのまにか見失った自分を取り戻す」という内容が書かれてあり、これにはっとしてしまう人は多いのではないでしょうか。
そして、はっとしてしまう人はたいていとても一生懸命に毎日を送っていて、でもそれは実は自分以外の誰かのために一生懸命なことが多いのではないかな、と思います。
だからこそ、その中にある
「自分のことをもっと考えなさい」
「自分をもっと大事にしなさい」というメッセージに、心をつかまれてしまうのでしょう。
「私たちはひとりではない」。
読む人にそう寄り添ってくれるこの本が、新版になることでさらに多くの読者のところへ旅立ちますように。