宇宙に行くために必要な「力」
同時刊行の『ニュートンりきがく for babies』は『そうたいせいりろん for babies』『りょうしりきがく for babies』でもお世話になった村山斉教授にお引き受けいただいたものの、こちらはどなたにご依頼したものか……。
現役の宇宙飛行士にご依頼差し上げようとしたら門前払いされ、思い悩んでいたときに相談した方が教えてくれたのが、本書を訳してくださった小野雅裕さんでした。
NASAで火星探査ローバー・パーサヴィアランスのプログラムを組みつつ、作家としても活動され、直近では児童書も手掛けられていて、幼い娘さんの子育て中。
幼少期から宇宙に憧れ、不断の努力を重ねて現職に至ったとか。
こんな素晴らしい方がいるとは、なんたる幸運と即ご連絡を差し上げると二つ返事で受けてくださいました。
そして、こちらの不安点を軽々と解消し、出来上がったのは臨場感あふれる素敵な訳。感激しました。
これからの世界を生き抜くために大いに役立つSTEM教育の一環として、あるいは友人・知人などのお子さんへの贈り物に、物理を学び直すきっかけに、ぜひお役立てくださいませ〜。