編集部のあわじぃこと、淡路です。
この度、『ビジネス小説 もしも徳川家康が総理大臣になったら』が11万部を突破しました!!

この小説のテーマは、「リーダーが変われば、この国は変わるのか!?」です。
この本のことを初めて知る人のためにストーリーを少し紹介します。

2020年に新型コロナが猛威をふるい、首相官邸でクラスターが発生。あろうことか首相が感染し、死亡。大混乱に陥った日本政府は、かねてから画策していた「AIとホログラムで歴史上の偉人たちを復活させ、最強内閣をつくる」という計画を始動させる。時代を超えたオールスターで結成された内閣は「コロナを収束させ、国民の信頼を取り戻す」をミッションに次々と大胆な政策を実行していく。当初“昔の人間に政治ができるのか”と半信半疑だった国民もえげつないほどの決断力と実行力に次第に歓喜していくが、その先に待ち受けていたのは……

というお話なのですが、最近よく聞かれることがあります。

この話、いつから考えていたんですか!? 今の状況にぴったりすぎて……

この設定を考えたのは、2020年の4月、ちょうど1度目の緊急事態宣言が発令された頃です。僕はそのとき育休中でした。2月に子どもが生まれ、はじめての育児と、はじめてのパンデミックのダブルパンチにうろたえているときでした。そんなときに、アベノマスク(懐かしい!)が送られてきて……「今の政治はこのままで大丈夫なんですか……?」と著者の眞邊さんに話したのがこの企画の始まりです。そこで眞邊さんが「徳川家康が総理大臣やったらな……」とつぶやくように言ったのです。とにかくワクワクしました。
「信長は経済産業大臣。秀吉は財務大臣。龍馬が官房長官やな」
政治をテーマにした本ってサンマーク出版ではほとんど出てないですし、なかなか売れにくいテーマです。それでもこれを小説として完成させたら絶対売れる! と確信がありました。

実は僕はお恥ずかしながら、政治も歴史も苦手です。
時代小説も、読みたい気持ちはあるのですが、途中で眠くなっちゃう。なので、編集方針は自然と「歴史も政治も苦手な人でも最後まで夢中になって読める本」に決まりました。
そして、2020年2月に生まれ、最初は「オリンピックベイビー」なんて言われていた息子が、小学校6年生になって歴史を勉強し始めたときにこの本を渡そう。そんな想いで編集しました。

そのかいがあってか、下は小学4年(今の小学生はほんと賢い!!)から、95歳まで、幅広い層から毎日のように読者ハガキが届き、
「歴史が苦手だったけど、これから勉強しようと思いました」
と書いてくださる読者の方がたくさんいます。ほんとに嬉しいかぎりです。感想書いてくださった皆様、ありがとうございます!!

もうすぐ、選挙がありますね。
「自分が1票投じたところで何も変わらないんじゃ……」
その気持ちもわかります。

そんな人はこの小説を読むと少し考えが変わるかもしれません。

最新記事
サンマーク出版の公式SNSをフォローしておすすめ情報を受けとろう!
サンマーク出版公式facebookページ
twitter @sunmarkbook
サンマーク出版YouTubeチャンネル
Instagramサンマーク出版公式アカウント

© Sunmark Publishing,Inc.
トップに戻る