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いちばん大事な生き方は、伊勢神宮が教えてくれる』(著者:吉川竜実)

978-4-7631-3845-3

伊勢神宮へは、「中村文昭と学ぶ人のご縁塾」の合宿で参拝したことがあります。
広大な境内に驚きました。
そしてこの良さを感じられることに「日本人でよかった」と思ったものでした。

日本人は「無宗教」と答える人が多いそうです。私もそうでした。
でも何も信仰していないわけではないですよね。
海や山、木々やご飯粒にさえ「神様がいる」と教わり、そんな気がしています。

「いたいのいたいのとんでいけ」や「あした天気にな~れ」といったおまじないの類も、実は神様にお願いしているのかな? と思っているのですが(この辺のことはネコカさんが詳しそうですね)。

ハイキングに行く山は山頂にお社のあることが多く、麓で「今日の登山が楽しいものでありますように」とお祈りしてから登りはじめることもあります。

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登山中に雨が降っても「修行」と思って歩きますし、晴れたら虹がみられるかもしれないし、森の中では木々が雨を少しよけてくれます。ありがたいと感じるんです。

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振り返ってみると、日々こういうことの連続で、村上和雄博士がおっしゃっていた「サムシング・グレート(偉大なる何者か)」という存在も納得してしまうわけです。

「神道的生き方」というのがどんなものなのか、はじめはピンとこなかったんですが、
「あたりまえの日々を大事にする」ことだとわかれば、「神道」がもっと身近に感じられました。

本書の刊行が2020年11月。ちょうど1年前になります。
伊勢神宮は、旅行ができるようになったらまた訪れたい場所の一つです。

でも、神様は神社にしかいないわけではありませんから、
日々の暮らしを豊かにして、「サムシング・グレート」を感じながら過ごしたいです。

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