高齢化社会日本を救う一助となる一冊
団塊の世代である母親は、もうすぐ75歳の後期高齢者。
体重が増えた、ひざが痛む、外出するのが億劫になった、など年を経るごとに体の不調が増えて悪化してきました。
それにともない鍵がない、リモコンがない、などの物忘れも。
すごく遠くに離れて暮らしているわけではないけれど、コロナ禍もあって、なかなか会えないため心配です。
そんなときに知ったのが、脳の衰えを食い止め認知機能を高めるパーソナルソング・メソッドでした。
実際に試してみると、最近の記憶があやしくなっているのにもかかわらず、聞いている私の頭に映像が流れるほど詳細な昔の思い出を語り出しました。
母の子どものころの話はとても興味深いものでしたし、母も自分の記憶があまりにも鮮明なことに喜んでいました。
じつは、以前は母と話すとすぐに父への恨み言が始まるのが嫌で、電話もあまりしなくなったのですが、母と話すのが楽しくなりましたし、最近は物忘れも減ってきたようです。
もうすぐ日本人の3人に1人が高齢者になり、そのうち認知症とその予備軍は1500万人にもなると言われています。
このパーソナルソング・メソッドは、もしかしたら、そんな日本を救う一助となる可能性もあるのかなと思って編集しました。