10月20日(木)、村松大輔先生の「量子力学シリーズ」第3弾となる『現象が一変する「量子力学的」パラレルワールドの法則』が全国発売となった。
今回のメインテーマは“パラレルワールド”。
そう、この世と並行して存在するといわれる世界のことだ。
昔からテレビドラマが好きでよく観ている。
かなり前になるが『JIN―仁―』を録画保存して繰り返し観ていた時期があった。原作はコミックで、いわゆるタイムスリップものなのだが、このドラマで初めてパラレルワールドの世界に触れた。
単純に興奮した。
ストーリーも秀逸だった。
ドラマは好評で第2シリーズも放送され、感動のラストを迎えた。
でも、この世にパラレルワールドはほんとうに存在するのか? 実際にどうすればそこへ行けるというのか? 謎は残ったままだった。
ところが近年、量子力学の世界では、この「パラレルワールド」について言及した研究論文が多く発表されていて、けっしてフィクションだけの話ではなくなってきているという。
※先日発表された2022年ノーベル物理学賞は、「量子もつれ」についての研究者3名に贈られた。
今年3月のこと。
村松大輔先生のセミナーを取材していたとき、パラレルワールドについて量子力学的な説明があった。
『JIN―仁―』を観ていた頃の興奮が蘇った。
パラレルワールドは「周波数帯」として存在(量子力学的には「畳みこまれている」)していて、ヘルツ(㎐)を変えれば、そこへ移動もできる!?
今回のテーマはこれしかないと心に決めた瞬間だった。
村松先生の話では、「素粒子のふるまい」がすべての鍵だそう。
「観測」すると「出現」する! その摩訶不思議な素粒子の性質に目を向けると、これまで説明できなかった多くの現象が解き明かせるのだという。
そして、想像だけの話だと思われていたパラレルワールドがじつは「すぐそこ」にあり、周波数を合わせるだけでいつでも「繋がれる」という、驚くべき話だった。
本書はその理論と実践法をできるだけわかりやすい言葉で説き、実生活に役立てようと試みている。
うまくいけば、変化の乏しい普段の毎日でも一瞬でエキサイティングなものに変貌させ、あなただけのパラレルワールドが体感できるはずだ。
ちなみに私の場合、毎日のように腹を壊していた胃腸不調な周波数帯から、何を食べても大丈夫な周波数帯へと飛び移ったようだ。
読後あなたにどんな変化が現れるか。
感想などを寄せていただければありがたい。