新時代の健康の教科書
「ひざ痛は、昨日今日でこつ然と現れたわけじゃないのに、すぐ治してほしい、すぐ痛みをとってほしいと言う」
——先生の実感のこもったひと言には、思わず身につまされるものがあります。
起こったものごとには、必ずその「原因」がある。
そこをきちんと見つけて、改善しなければならない。
対症療法ではダメ。
一貫した先生のポリシーは、ベストセラーとなった『100年足腰』の続編である本書でもしっかり息づいています。
「すぐ治そう」じゃなくて「本当に治そう」と考えよう、という言葉も、(きびしい言葉だけれど)とてもいい。
湘南から愛知県一宮に診療と生活の場を移した先生の、「100年体力をかなえる自然派暮らし」についても書いてあります。
ひざの決定版というよりも、新時代の健康の教科書、のほうが近いかも。
それくらい、ひざにとどまらない健康全般の話も満載の、“お得な”1冊。
本書も皆さまの健康長寿のお役に立てますように。