あそぶだけで賢くなる
本書の制作過程で印象的だったのが
「文字が読めなくても上手に鉛筆を持てなくても、子どもたちはめいろを前にすると吸い寄せられるように解き始める」
という話でした。
高濱先生は、海外出張の際にも現地の子どもたちにめいろが描かれた紙を渡してみたそうですが、
ほぼ例外なく子どもたちは食いついてきたとか。
そんな不思議な魅力のあるめいろに多種多様なルールを加えることで、ただ楽しいだけではない「学びになる遊び」に仕上げたのが本書です。
シンプルで簡単に解けそうなめいろもありますが、なかには大人でもしっかり考えないとなかなか解けないめいろも。
この論理的思考力が自然に養われる問題を制作したのは、指導した子どもたちの多くが後に東大や医大などに進学するなど、いわゆる「あと伸び」が多いことで有名な花まる学習会アルゴクラブ。
子どもだけでなく大人も楽しめるので、ぜひ、このめいろを体験してください。