人生100年時代、何をどう食べるか
巻頭の写真にもある、江戸川区の「暮らしの保健室」を訪れると、大学にいるときとは違う、エプロン姿の川口先生がいらっしゃいました。
食支援が必要な方へ食事を提供しながら、高齢者の食の現場を定点観測されている先生の、活動拠点のひとつです。
川口先生がめざす「多くの方が、ずっと、幸せに食べられるように」を形にしたその空間で、
たくさんのご高齢の方が、楽しそうに、食べて、話している姿が忘れられません。
生きている限り続く「食べる」行為が、もっともっと幸せなものになりますように。