モノ、服、思い出をじょうずに手放すことができる本
著者yur.3(ゆりさん)のInstagramには
見るたびに「絶対、今日こそは家を片づけよう」と
背中を押してくれるパワーがあります。
私自身、もともとご著書の愛読者。
ときどき読み返すうちに、
「なぜ、こんなに強い言葉に至ったのだろう」
「どうして、これほど振り切った態度になれたのだろう」
「これまで、どんな失敗をしてきたのだろう」
と、著者さんのたどってきた「思考過程」が知りたくなりました。
ご著書にも、Instagramにも書いてなかったのです。
著者さんがたどった「片づけの歴史」を読むことができれば、
失敗体験だって、成功体験だって、
読者にはものすごく役立つんじゃないだろうか!?
というか、いちファンとしてめちゃくちゃ読みたい!!
そう思ってオファーしたのが本書の始まりです。
実際にお話を聞いていくと、
著者yur.3さんのお考えはいずれも珠玉のお話ばかり。
そのすべてに、たしかな経験に裏打ちされた
片づけの極意があふれていました。
「なるほど~」「たしかに……!」と、
目からウロコが何枚おちたことか。
どのページをめくってもそんな驚きがつまった
「宝石箱」のような本に
なったのではないかと思っています。