「以前は、あんなに活発に動けたのに……」
「前に比べて明らかに疲れやすくなった……」
こんなふうに生きているとどんどん「できなくなること」って増えますよね。
これくらいならまだしも、加齢によって「耳が聴こえなくなる」とか、「足が動かなくなる」とか、それこそ「目が見えなくなる」とか、人生を大きく左右するほどの「できなくなること」が現れることもあります。
そして、以前はできていたことが「できなくなる」というのは、人々の人生に大きな暗闇を落とします。
そんな時に、どう生きていけばいいのか? 
どう暗闇を抜け出せばいいのか? 
ずっと、その答えが書かれた決定版の本を作りたいと思っていました。
そんな時に出会ったのが、今回の本の著者・福場将太さんでした。
医学部5年生の時に病を宣告され、32歳で失明。言わずもがな、あり得ないほど大きな喪失を体験されたにもかかわらず、10年以上にわたり、患者さんの心の病と向き合う精神科医でもあられる。
つまり、心のプロフェッショナルなわけです。
これは福場将太さんにしか分かりえない「人生の暗闇との向き合い方」があるに違いない。
そう思って、今回の書籍を作ることを決めました。この本に書かれた、福場さんの綺麗事は一切なしの懸命に生きてきた言葉たちは、きっと多くの人の希望になるはずです。
978-4-7631-4173-6

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