唯一無二の「怖美しい」本に仕上がっています。
英題『Why Fish Don’t Exist』を見たとき、生き物好きとして「え、魚がいないってどういうこと?」と知的好奇心を掻き立てられたのが、本書との出会い。この本は生物書でありながら、一人の「魚の分類に情熱を注いだ」人物の足跡をたどりながら進むストーリー形式で読みやすく、そして歴史を揺るがす結末にたどり着きます。自然書であり、人物伝であり、歴史書であり、人間理解の本であり……といういくつもの側面が1冊につまった、まさに異様な本です。
その異様さを表現すべく、「造本美」にもこだわりました。本の上下と側面にも印刷を施した豪華仕様で、唯一無二の「怖美しい」本に仕上がっています。ぜひ店頭で手に取ってみてください。