サンマーク出版

書名 体の病気も心の病気も首で治る
著者情報 著者: 松井孝嘉
定価 1400円 (10%税込)
ISBN 978-4-7631-3118-8 C0030
体裁 四六判並製 本文189ページ
初版発行日 2011年7月30日
内容のご紹介

頭痛やめまい、冷えや慢性疲労など、
ちょっとした体調不良は、「首」のケアで治る病気だったのです。

この10年のあいだ、
ちょっとした体調不良に悩む人がとても増えています。
たとえば以下のような症状です。

頭痛
めまい
自律神経失調症
パニック障害
うつ症状
更年期障害
慢性疲労
ドライアイ
多汗症
胃の痛み
ドライマウス

思い当たる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しばしば「不定愁訴」と呼ばれる症状です。


がんや脳梗塞などのように
大きな病気ではないためついつい軽視しがちですが、
これらはすべて「原因不明」の病気です。
そのため、通院してもなかなか治せず、
何年も悩まされ、健康な毎日を過ごせない人が
たくさんいるのです。

しかし、これらの病気の原因と治療法を、
30年もの研究によって「首」にあると発見したのが、
脳神経外科の権威・松井孝嘉先生です。

首には健康を左右する大切な神経が集中しています。
その首に疲労がたまると、筋肉が硬くなり、
「コリ」を生じます。

じつはこの「コリ」が大切な神経、
とくに自律神経を圧迫することで、
数々の不調を引き起こしていたのです。


では体調不良を改善するためにはどうすればいいのか?


答えは単純です。


首に疲労と「コリ」をためなければいいのです。
そもそも首が疲労してしまうのは、
私たちの生活が、携帯電話やパソコンの普及により、
「下向き」になっているからです。

下を向くことで首の後ろ側の筋肉に
負担がかかってしまい、「首コリ」が生じます。

ですから、「上向き生活」をするように心がける。

たったそれだけで、
首に疲労はたまらなくなり、
頭痛やめまい、冷えなどの体調不良に悩まされない、
一生健康な生活を送ることができるのです。


首にいい習慣と悪い習慣、首のストレッチ、
また、多く寄せられる悩みや改善ポイントを、
本書では丁寧に紹介しています。


この一冊だけで体調不良にならない体になる、
まさに「健康の入門書」といえる一冊です。

目次より

●世界初の画期的な治療法はこうしてできた!
●すべての健康のカギを握る副交感神経とは
●頭痛やめまいは「原因不明」の病気だった!
●「打つ手がない」と言う医者は、信頼しなさい
●なぜ「草食系男子」が増えているのか
●うつは「精神」よりも「体」を治すほうが効果的
●食事には青魚かマグロがいい
●「リフレッシュ下手」になるな!
●人生の価値は「ワクワク感」の量で決まる
著者紹介
松井孝嘉(まつい・たかよし)
1967年、東京大学医学部卒業。脳神経外科医。アルバート・アインシュタイン医科大学で脳腫瘍研究ののち、ジョージタウン大学で世界初の全身用CTの開発に従事。日本へのCT導入の中心となって、日本中すみずみまでCTスキャナを普及、脳卒中死を激減させた。その努力もあり、CT普及率で日本は世界第一位となった。また、野球におけるデッドボールの研究成果がもととなり、今の耳付きヘルメットの基準が決まるなど、耳付きヘルメットの完成・実用化をもたらす。帰国後、大阪医科大学助教授、帝京大学客員教授等を経て、現在、松井病院理事長、東京脳神経センター理事長を務める。78年に頸性神経筋症候群を発見。30年以上首の研究を続け、自律神経失調症の治療法を世界で初めて完成させた。完治不可能と言われていた16の疾患の治療法も確立させている。著書は、世界的ベストセラー『CTscan診断のための脳解剖図譜(An Atlas of the Human Brain for Computerized Tomography)』(医学書院、平野朝雄共著・国際出版文化大賞受賞)、ほか多数。