サンマーク出版

書名 生きてるだけで価値がある
著者情報 著者: 松田陽子
定価 1300円 (10%税込)
ISBN 978-4-7631-3139-3 C0030
体裁 四六判並製 本文190ページ
初版発行日 2011年4月15日
内容のご紹介

いま最も注目を集める「子宮頸がん」、
その実態がすべて分かる一冊のドラマ。

31歳、健康だった体に突然訪れた子宮頸がん。
たった1か月で私は「生きる」か「子宮を取る」かという
選択をしなければならなくなった。


――手術を選び、目が覚めたときには「全身管まみれ」になっていた私。


だけど、子宮頸がんになって一番つらかったのは、
退院後に襲われた「家族の崩壊」と「精神の崩壊(うつ)」だったそうだ。

さまざまな「宿命」を背負いながらも、
あるきっかけからそれを「使命」と思うことで前を向き始めた著者。

歌を通して、ボランティアを通して、
いまこの瞬間も人々に生きる力を伝えようと
日夜全国を駆け巡っている。

生きていくことをもっと大切にしたい。
心からそう思わせてくれた、
39歳の著者による夢と希望のノンフィクション。

著者紹介
松田陽子(まつだ・ようこ)
シンガーソングライター。国連UNHCR協会・協力委員。ボランティア団体「self」代表。
31歳のとき子宮頸がんにかかり、子宮全摘出手術を受ける。がんの「後遺症」に苦しむ中で、離婚を経験し、シングルマザーに。その後、うつ病になりながらも、これらの経験を通して得たメッセージを伝えるため、シンガーソングライターとして社会復帰する。国連UNHCR協会・協力委員やボランティア団体「self」の代表を務め、難民支援や「児童虐待」「子育て」などのテーマで社会貢献活動に取り組む。
MBS毎日放送「水野真紀の魔法のレストラン」のエンディングソングなどを提供。「人生のどん底」から生まれたメッセージ性のある楽曲には定評があり、熱烈なファンも数多くいる。