サンマーク出版

書名 SWITCH――スイッチ
著者情報 著者: 村上和雄
定価 1500円 (10%税込)
ISBN 978-4-7631-3178-2 C0030
体裁 四六判上製 本文151ページ
初版発行日 2012年1月10日
内容のご紹介

才能でも運命でもない。
人生を決めるのは、遺伝子の“スイッチ”だった!
バイオテクノロジーの世界的権威が語る「奇跡」を起こす方法。

全国に感動の輪が広がっているドキュメンタリー映像作品「SWITCH」のエッセンスが、本になりました!
遺伝子には「スイッチ」がある――この事実をまだ知らない方は多いのではないでしょうか? 遺伝子は親から引き継いだ固定的なものというイメージがありますが、じつはそうではなく、スイッチによって働きが変わる動的なものなのです。このことを、バイオテクノロジーで世界的な実績を上げ続ける村上和雄筑波大学名誉教授が、大事故から生還した鈴木順子さん・もも子さん親子のお話、特別支援学校で活躍する山元加津子さんの学校でのお話など、実例をあげながら科学的に説明していきます。そして、お話は「震災後をどう生きるか」「いのち」「魂について」へと展開していきます。
――あなたの遺伝子のスイッチはオンになっていますか?

目次より

遺伝子はスイッチのオン・オフで変化する
心の環境が遺伝子の「ふるまい」を変える
新しい環境は新しい考え方を生む
障害をもった子どもたちに宿るすごい能力
健康な人が病気の人に支えられている奇跡
祈りが病気を治し、豆腐をおいしくする?
笑いはいのちを活性化する最良の薬
苦しい道こそ明るく歩めという教え
大震災が日本人の美徳を目覚めさせた
魂という永遠に「死なないいのち」がある
著者紹介
村上和雄(むらかみ・かずお)
筑波大学名誉教授。1936年生まれ。63年、京都大学大学院農学研究科農芸化学専攻、博士課程修了。同年、米国オレゴン医科大学研究員。76年、バンダビルト大学医学部助教授。78年、筑波大学応用生物化学系教授となり、遺伝子の研究に取り組む。83年、高血圧の黒幕である酵素「レニン」の遺伝子の解読に成功、世界的な業績として注目を集める。96年、日本学士院賞受賞。2011年、「瑞宝中綬章」を受章。『生命(いのち)の暗号』『人生の暗号』『サムシング・グレート』『アホは神の望み』(いずれもサンマーク出版)、『生命(いのち)のバカ力』(講談社)、『そうだ! 絶対うまくいく!』(海竜社)、『スイッチ・オンの生き方』『人を幸せにする「魂と遺伝子」の法則』(いずれも致知出版社)、『奇跡を呼ぶ100万回の祈り』(ソフトバンククリエイティブ)、など著書多数。その研究の軌跡と、遺伝子オンの人々の生き様を追ったドキュメンタリー映画「SWITCH」が自主上映で公開され、大きな反響を呼んでいる。