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死の体験授業
著者:山崎章郎
定価:1,430円 (10%税込)
ISBN978-4-7631-3341-0 C0030
四六判並製 本文154ページ
2015年2月10日初版発行
ISBN978-4-7631-3341-0 C0030
四六判並製 本文154ページ
2015年2月10日初版発行
お知らせ
現在、お取り扱いできない商品です。
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大ベストセラー『病院で死ぬということ』の著者による学生たちへの体験授業
大ベストセラー 『病院で死ぬということ』から25年、
2000人以上の「死」と向き合ったからこそわかる、
「本当に大切なこと」。
もし、あなたの余命が3か月だとしたら、何をしますか?
末期がんの告知をされずに亡くなっていく人々の衝撃的な様子を描き、死を目前にした人々に対する医療やホスピスケアのあり方を世に問うた、大ベストセラー『病院で死ぬということ』。それから25年がたち、その間、2000人以上の「死」と向き合った著者は、多くの患者さんが家での最期を望むことから、現在では在宅診療を行っています。そのような著者が、武蔵野美術大学の特任教授として行った「死の体験旅行」というワークショップ。若い学生たちに、死にゆく過程を疑似体験してもらうことによって「死」というものへの考えを深め、「死」があるからこそ輝く「生」があるということを確認してもらうためです。本書では、その授業の内容を中心に、「医療やホスピスの現状」「死んだらどうなるか」「今先生が考えていること」などについても書かれています。
それでは「死の体験授業」を始めましょう。
末期がんの告知をされずに亡くなっていく人々の衝撃的な様子を描き、死を目前にした人々に対する医療やホスピスケアのあり方を世に問うた、大ベストセラー『病院で死ぬということ』。それから25年がたち、その間、2000人以上の「死」と向き合った著者は、多くの患者さんが家での最期を望むことから、現在では在宅診療を行っています。そのような著者が、武蔵野美術大学の特任教授として行った「死の体験旅行」というワークショップ。若い学生たちに、死にゆく過程を疑似体験してもらうことによって「死」というものへの考えを深め、「死」があるからこそ輝く「生」があるということを確認してもらうためです。本書では、その授業の内容を中心に、「医療やホスピスの現状」「死んだらどうなるか」「今先生が考えていること」などについても書かれています。
それでは「死の体験授業」を始めましょう。
目次より
「死の体験授業」で大学生に伝えたかったこと
死に直面した人は五つのプロセスをたどる
どんな現実を前にしても希望をもつことはできる
意味のない治療より悔いのない最期を
医師も患者も互いに納得して迎える最期
「偽りの思いやり」から「真の思いやり」へ
愚痴ばかりこぼす患者がなぜ変わったのか
医師とは徹底的にコミュニケーションする
家族を救う元気なときの意思表示
支援の必要な人は患者だけではない
もし、あなたの余命が数か月だったら
死の体験旅行
感謝と謝罪があふれ出る「別れの手紙」
亡くなる前にやっておくべき五つのこと
さまざまなつながりを紡ぎ出す
「お迎え現象」とは何か
人は死んだらどうなるか
お盆は死者を迎える行事
死に直面した人は五つのプロセスをたどる
どんな現実を前にしても希望をもつことはできる
意味のない治療より悔いのない最期を
医師も患者も互いに納得して迎える最期
「偽りの思いやり」から「真の思いやり」へ
愚痴ばかりこぼす患者がなぜ変わったのか
医師とは徹底的にコミュニケーションする
家族を救う元気なときの意思表示
支援の必要な人は患者だけではない
もし、あなたの余命が数か月だったら
死の体験旅行
感謝と謝罪があふれ出る「別れの手紙」
亡くなる前にやっておくべき五つのこと
さまざまなつながりを紡ぎ出す
「お迎え現象」とは何か
人は死んだらどうなるか
お盆は死者を迎える行事
著者紹介
在宅診療支援診療所ケアタウン小平クリニック院長。1947年福島県生まれ。1975年千葉大学医学部卒。同大学病院第一外科勤務。1984年、千葉県八日市場市(現匝瑳市)市民病院消化器科医長。1991年、聖ヨハネ会桜町病院ホスピス科部長。2005年、現職。1991年、『病院で死ぬということ』で日本エッセイストクラブ賞受賞。同作は1993年に市川準監督で映画化された。著書に『病院で死ぬということ』『ここが僕たちのホスピス』『続 病院で死ぬということ』『僕のホスピス1200日』(いずれも文春文庫)、『僕が医者として出来ること』(講談社+α文庫)、『家で死ぬということ』(海竜社)、共著に『河辺家のホスピス絵日記』(聖公会出版)、『ホスピス宣言』『病院で死ぬのはもったいない』(ともに春秋社)、『新ホスピス宣言』(雲母書房)などがある。
担当編集者より一言
私も本書第3章に書かれている「死の体験旅行」を行い、「遺書」も書いてみました。自分のなかに新しい発見がありました。
25年前、私は『病院で死ぬということ』を読んで大変な衝撃を受けました。末期がんの告知を行わないことによって家族やお医者さんとの関係が崩れ、悲惨な最期を迎えなければならない方々がたくさんいたのです。この本によって「患者さんや家族にお医者さんが正しい情報を伝えたうえで治療方針を合意していく」インフォームドコンセントという概念も広まっていったように思います。しかし、医療技術は飛躍的に進歩したものの、25年前と変わっていないことも多いのではないかと山崎先生はおっしゃいます。
本書では先生が大学で行っていた「死の体験旅行」を中心に、「人は死ぬとき、どのような思いを抱くのか」「死に行く人には、どのように接するべきなのか」、そして「お迎え現象」などについてもお話が展開していきます。「生きるということはどういうことなのか」を見直せる一冊です。
25年前、私は『病院で死ぬということ』を読んで大変な衝撃を受けました。末期がんの告知を行わないことによって家族やお医者さんとの関係が崩れ、悲惨な最期を迎えなければならない方々がたくさんいたのです。この本によって「患者さんや家族にお医者さんが正しい情報を伝えたうえで治療方針を合意していく」インフォームドコンセントという概念も広まっていったように思います。しかし、医療技術は飛躍的に進歩したものの、25年前と変わっていないことも多いのではないかと山崎先生はおっしゃいます。
本書では先生が大学で行っていた「死の体験旅行」を中心に、「人は死ぬとき、どのような思いを抱くのか」「死に行く人には、どのように接するべきなのか」、そして「お迎え現象」などについてもお話が展開していきます。「生きるということはどういうことなのか」を見直せる一冊です。
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