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書籍の詳細

私の体を鞭打つ言葉

著者:原田まりる

定価:1,540円 (10%税込)
ISBN978-4-7631-3380-9 C0030
四六判並製 本文239ページ
2014年10月30日初版発行
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突如、現れた哲学アイドル、衝撃のデビュー作!
抱腹絶倒の超自伝的「哲学の教え」。

とかくこの世が生きにくいのはなぜだろう。
生きていくうえで、理由はわからないけれど、なぜか浮いてしまう、はみ出てしまう、普通の人生を生きられずに苦しんでしまう。
そんな悩みを持つ人は決して少なくありません。
 
本書の著者、原田まりるさんもそうでした。
ところが、高校生だったある日、一冊の哲学書との出会いが彼女を変えていくこととなります。破天荒な哲学者たちの生きざまや考え方に触れるうちに、哲学書の中に息づく「体を鞭打つ言葉たち」が彼女の人生に光を注ぎ込み、彼女は「生きていく強さ」を手に入れることができたのです。
 
元レースクイーン日本一、元アイドルにして、現在は哲学ナビゲーターの原田まりるが自らの体験をもとに初めて書き下ろした、抱腹絶倒の超自伝的「哲学の教え」とは?

目次より

●生きにくいのは努力が足りないことが原因ではない
●恋愛は解釈次第で悲劇にも喜劇にもなる
●SMは心理を用いた頭脳戦である
●悪者になりたくないという考え方は偽善的である
●気持ちが折れそうになったときの対処法
●哲学者にはいわゆる「変態」がたくさんいる
●なぜ、アイドルの熱愛発覚にファンは怒り狂うのか?
●「幸福」は感じにくく、「苦痛」は感じやすい
●残酷な選択と決断から逃げてはいけない
●親友を不幸にしてまで自分の幸せを追い求めてよいか
●「よい行い」をしたのに「最悪の結果」が出るのはなぜ?
●人生は予期せぬことと軌道修正の連続である

著者紹介

哲学ナビゲーター。1985年生まれ。京都出身、幼少期は「哲学の道」を遊び場とする。京都女子大学中退。大学在学中より芸能活動を行い、レースクイーン・オブ・ザ・イヤー2005グランプリを受賞する。初代ミスチョロQを務め、男装アイドルユニット「風男塾」のメンバーとして活躍し、2013年に卒業。特技はアルペンスキーとカートとボクシングと漫画。一時期は国内A級ライセンスを取得し、レースにも出場するほどクルマにはまる。また、かつては漫画13000冊以上を所蔵していたこともあり、「マンガ大賞」の選考員を務めるとともに、全国各地の新聞にてマンガソムリエとして漫画書評の連載を行っている。現在、高校時代より学んできた「哲学」の教えを実生活に活かす「原田まりるの哲学カフェ」を主催。その経歴から「哲学アイドル」とも呼ばれている。その他、エニアグラムなどの性格類型論をもとに、個人の適性を活かし、哲学の教えに沿って個人指導を行う人材育成研修を企業・個人向けに実施中。

担当編集者より一言

編集者の仕事をしていて、何よりもうれしい瞬間。それは、新しい才能に出会ったときです。ある著者の紹介でFacebookを通じて知り合ったのが、その新しい才能、原田まりるさんでした。まるで体の皮膚を突き破って飛び出てくるかのような彼女の文章には、粗暴でありながらも繊細なエネルギーが宿っていて、心地よいリズムと躍動感があります。読む者を飽きさせることなく、そして笑いへと引き込むのです。そんな彼女のデビュー作を、自信をもってお届けします。

読者さまの声

哲学なんて無縁だった私にとって、心打たれる本でした。まりるちゃんの言葉ひとつひとつが「もっと自分自身と向き合おう」って思わせてくれました。この本に出合って自分の将来への道が広くなったと思います。(静岡県・高校生・女性・16歳)

豊かなボキャブラリーに、心に想い描けるほどのカラフルな情景描写には、本を読みながら息をのむこともありました。スリルたっぷり、おもしろさいっぱいでした。(京都府・自営業・女性・24歳)

まさに彼女は21世紀のマザーテレサです。すべてを受け入れ、包んでくれる、そのような本でした。心がおだやかになります。(京都府・自営業・女性・24歳)

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