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見てる、知ってる、考えてる
著者:中島芭旺
ISBN978-4-7631-3477-6 C0036
四六変型判並製 本文125ページ
2016年8月10日初版発行
現在、お取り扱いできない商品です。
ネットでつぶやく言葉が「深すぎる…」と話題沸騰!
10歳の男の子が書いた自己啓発本!
12/7(水)「スッキリ!!」(日本テレビ系)で紹介され話題に!
ある日のこと、本を書きたいと思い立った、
当時9歳の男の子、中島芭旺(なかしま・ばお)くん。
バオくんはお母さんのフェイスブックアカウントを勝手に使って、
出版社の編集者に「僕の経験を本にしたいんです」と
メッセージを送りました。
(お母さんはあとで気づき、たいへん慌てたそうです)
突然、メッセージを受けとった編集者はびっくりしましたが、
とりあえずバオくんと会ってみることにしました。
話を聞いてみると、小学校には通っていなくて、
読んで「おもしろい!」と思った本の著者の講演会に
ひとりで出かけていって、自分で勉強しているのだとか。
(学校でいじめに遭ったこともあって、
学校には行かないと自分で決めたそうです)
「どんな本を書きたいの?」とたずねても
あたりまえのことですが、
具体的なイメージがあるわけではありません。
そこで、編集者はバオくんに宿題を出しました。
「なんでもいいから、思いついた文章を僕に送ってみてくれる?」
笑顔で「はい!」と元気よく答えたバオくん。
さっそくその日から「文章」が送られてきました。
そうやって始まった、バオくんと編集者の
メッセージとメールのやりとりから、この本は生まれました。
この本に載っている文章は、
すべてバオくんの書いた原文のままです。
誤字を訂正し、句読点を入れ、改行箇所を変えた以外、
編集者として内容に手を加えることはできませんでした。
(ふだんは、大人の著者が書いた原稿に
膨大な量の修正を加えているのですが……)
なぜなら、10歳の男の子の「感じたまま」「ありのまま」を
読者に読んでいただき、感じてほしかったからです。
いくつか、バオくんの文章を紹介します。
「動物や植物の命を頂きながら人間は生きている。
嫌いだけど食べるなんてひどい。
嫌いなら食べなくていい。
好き嫌いを無くそうなんて、ひどい話。
命を頂くのだ。感謝して頂くだけだ」
「無いを体験すると、
普通だと思っていたことが
ありがたくなる。
ご飯が食べれない
ご飯を作ってくれないを体験すると、
ご飯を食べれる
ご飯を作ってくれるがありがたくなる」
「おなじばしょでも
ちがうほうこうをみれば
またちがうけしきがみえる」
10歳の子供にしか書けない言葉。
10歳の子供とは思えない言葉。
そんなまっすぐで、時に深くて含蓄のある言葉が、
ページをめくるたびに胸に飛びこんできます。
どうか、みなさんが、たくさんの気づきを得られますように。
著者紹介
担当編集者より一言
読者さまの声
ばおくんの本を読んで、思わず涙があふれてきました。物事の核心をつくような一言一言が心に沁みてとっても感動しました。自分が自分であること。すぐに忘れてしまうけど、とっても大切なことですね。すてきな言葉をありがとう。(東京都・会社員・女性・28歳)
大人が改めて自分の考え方や価値観を考えさせられました。わが子(小3)にも読ませるつもりです。子どもを尊重していきたいと心に決めました。生きているだけでいい!(奈良県・会社員・女性・38歳)
ラジオ番組で中島芭旺くんが出ていて、インタビューに答えいていました。しっかりして口調ではっきりと、10歳ですが不登校になり、自分で勉強し、本を出版されたと聞きました。高3の長男は不登校になり、通信学校で大学受験に向けて頑張っています。芭旺くんの言葉を見て、私が元気づけられました。これからも芭旺くんの夢に向かって頑張ってほしいです。(熊本県・公務員・女性・47歳)
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