- HOME
- 書籍の詳細
本の下部にある「立ち読み」ボタンをクリックしていただくと、今お使いのブラウザでお読みいただけます。
※「立ち読み」のデータは刊行前のものもございます。刊行されたものと異なる場合がございます。ご了承ください。
本の冒頭部分をお楽しみいただけますが、閲覧環境により表示に違いが生じることがございます。
※紙の本のレイアウトやデザインを確認されたい場合は、紙の立ち読み(「立ち読みする(無料)」)をお試しください。
仕事を超えた「清潔な生き方を学んだ」と後輩女性が口をそろえる
65歳定年まで空を飛び続けた「伝説の客室乗務員」が
8000人に伝えていた「心と暮らしの整え方」とは?
そんな迷いの中にあるとき、そっと寄り添ってくれる言葉があります。
ANAで初めて65歳定年まで空を飛び続け、航空業界の「レジェンド」といわれる大宅邦子さん。「仕事の枠を超え、清潔な生き方を学んだ」と同僚や後輩たちが口をそろえる「伝説の客室乗務員」です。
2018年11月のラストフライトを終えた大宅さんを出迎えたのは、100名をゆうに超えた同僚たちの祝福の涙。その様子が航空経済紙の記事になり話題を集めました。
なぜ、それほどまでに多くの同僚たちが集まったか。そこには、大宅さんの45年間にわたるCAとして、ひとりの女性としての生き様へのたくさんの共感がありました。
「機内でこそ、熱くて美味しい日本茶をお出ししましょう」
「通路では、トレイを持ってゆっくり歩いてね」
「欲しいものではなく、必要なものを買いましょうね」
「経験はかさばらない。自分を成長させる時間の使い方をしてね」
国際線ファーストクラスに乗務し、一流のお客様へのおもてなしを提供する一方で、8000人のCAたちに背中で伝えてきた、「地に足をつけ、普段のあたりまえをていねいに、長く続けることの尊さと、そのための小さな工夫」。
「やさしい気持ちになれた」「静かに心に響いてくる」と評判の言葉たちを集めた1冊は、転職、子育て、人間関係の小さな行き違いなど、人生のさまざまな場面で思い出したいフレーズがたくさんです。
(本文より)
お料理より後片づけ。
瀟洒な家具より整理整頓。
物事の「根っこ」を見る人はすてきです。
●靴を履き変える変化もいい、同じ靴をはき続ける変化もいい
●あなたが選んだ道が、あなたにとっていちばんいい道
●曇った窓なら磨きなさい
●毎日という点こそ、ていねいに。線は点でできている
●昨日と同じ10のうち「1つ」を新しく
●生きるのに、「慣れ」はいらない
●選ばなかった道は忘れなさい
●「頼ってねサイン」を上手に出せる大人になる
●あなたはあなたのよさを、出しさえすればそれでいい
●まだ知らないことがあるとわかれば、誰かに少しやさしくなれる
●何事も「きれいにする」ことは、やる気と自信のはじまり
●身につけるものは「すてきだけれど一歩引いた存在感」
●普段づかいのものこそ、良質なものでそろえてみる
●感性は老いない、経験はかさばらない
●すべては「いっとき」と考える
著者紹介
担当編集者より一言
読者さまの声
仕事に迷っていた時、手に取りました。押しつけではなく、心にスッと入っていく文章と著者の“言葉”の数々が気持ちを軽くしてくれました。経験から生まれた“言葉”は人の心を動かすのだと改めて教えていただけたすばらしい本でした。ありがとうございます。(福島県・会社員・女性・51歳)
他の本の購入が書店内を歩いていた時、この本が目にとまりました。大宅さんの優しさと、そして厳しさが伝わるとても良い一冊でした。ラストフライトを終えた時の箇所は涙があふれました。次回作を期待していまうす。(大阪府・会社員・男性・51歳)
優しい気持ちになれる素敵なタイトルですね。あっというまに読み進めることができました。大宅さんのおっしゃる通り、ただ毎日やるべきことを、丁寧に行う…大切に重ねていく…そして、振り返った時にまっすぐな飛行機雲のような「自分の道」が出来ているといいなと思います。大宅さんのお人柄にすっかり惹かれてしまいました。ドラマ化などされるといいなと思います。(広島県・主婦・48歳)
毎月10名の方に抽選で図書カードをプレゼント