100年足腰
定価:1,430円 (10%税込)
ISBN978-4-7631-3796-8 C0075
A5判並製 本文190ページ
2019年11月30日初版発行
50代から90代まで感謝・感動の声、続々!
行列ができるスーパードクターにして、ひざ「保存療法」の第一人者が、
手術しかないとあきらめた患者の多くを「切らずに治した」シンプルな方法。
海に近い総合病院に、「常識はずれ」な医師がいます。
「手術の名手」と呼ばれながら「すぐには手術をしない医師」。
行列のできるスーパードクターにして、
ひざの「保存療法」の第一人者でもある巽一郎医師の診察室の前には
今日も患者さんが長い行列をつくっていました。
それもそのはず、「手術しかない」とあきらめた患者さんの多くが、オリジナルの保存療法で、「切らずに、痛みがなくなり」歩けるようになったのです。
巽医師は言います。「からだの修復力を最大限にすれば、からだは元気に長生きできる」「ひざ痛の多くも、手術をしなくとも自分で解消できる」と。
その方法と、100年長持ちする足腰の使い方、からだの使い方、食事のとり方、生きるうえでの考え方、それを一冊におさめたのが本書です。
健康に長生きしたい。死ぬまで自分の足で、杖をつかずに歩きたい。
本書は、そんなあなたの味方となって、背中を押してくれること請け合いです。
足腰にお悩みを抱える方も、いまは不具合はないという方にもお読みいただきたい「長生きの正解」。ご両親へのプレゼントにもぴったりです。
目次より
・1万人超の「足腰」を見てわかったこと
・軟骨が消失したひざ痛患者の46%の人が「手術せずに」歩けた
・長生き筋肉「内転筋」をこう使う
・歩かなくても大腿四頭筋がよみがえる「足指にぎり」
・背骨の「ちょうどいいカーブ」が健康長寿の秘訣
・一生歩けるからだに変わる、「軟骨再生体操」
・圧倒的にこけにくくなる、「足指ほぐし」習慣
・逆流性食道炎も防いでくれる「15秒つばルール」
・食べ過ぎとは「病」である
・「風邪薬」に注意すべきこれだけの理由
・病気を寄せつけない秘訣は「めぐりのよさ」
著者紹介
医師。ひざのスーパードクター。1960年生まれ。静岡県立薬科大学薬学部卒業後、大阪市立大学医学部に入学。製薬会社の内定を受けていた薬学部4年時にバイクで大けがをし生死の境をさまようなか、亡き父の「本当に好きなことをやれ」という言葉に奮起、薬学部卒業後に大阪市立大学医学部に入学という経緯を持つ。卒業後は同附属病院整形外科に入局し手術三昧の日々を送りながら、米国(メイヨー・クリニック)と英国(オックスフォード大学整形外科留学)などに学び、世界最先端の技術を体得。人工膝関節手術の常識を変える「筋肉を切らない・傷口の小さい」手術の開発や、からだへの負担を最小限にする「半置換術」の積極的導入など、日本屈指の技術と、患者の立場に立った診療方針で全国各地から人が絶えない。評判の手術の腕の一方で「すぐには切らない」医師として話題を集める。「手術は最後の手段」と、オリジナルの温存法を提案し患者とともに挑戦の日々。湘南鎌倉総合病院人工膝関節センター長を15年務めた後、2020年より一宮西病院人工関節センター長に。
担当編集者より一言
巽先生の診察室におじゃまするたび、杖をつかれたり、足をひきずるようにしながら、診察を待つ人の長蛇の列がそこにはありました。「〇〇さ~~~~ん」と声高らかに呼び、患者さんの手を取り、足をさすりながら、人懐っこい関西弁でお話しになる巽先生は、人工膝関節手術の世界的名医として、テレビで特集されたこともある手術の名手。私は、先生の肩書と、雰囲気とのギャップ、そして「手術の名手でありながら、真っ先に手術はしない」というポリシーに、心掻き立てられました。この本はまさに「健康で長生きするための教科書」。「対症療法ではなく、根治療法」を詰め込んだ1冊。足腰にお悩みがある人も若い人も、新しい時代の「健康の正解」として、広くお読みいただけるよう編集しました。私のなかでは「食べ方」と「考え方」がとくにインパクト大でした。「対症療法の弊害はこれから多くの人が知るところとなり、これからは薬がいらない時代になるだろう」という先生の「予見」は、薬学部を卒業されたのちに医学の世界へ入られた、先生ならではの知見と洞察に満ちたひと言と感じました。お読みいただく方や、そのご家族の、健康長寿のお役にたてますように!
読者さまの声
今まで読んだ本、見たスマホ、テレビ、どんなものより今回見た『100年足腰』は一番の宝物になりました。今ストレッチはじめて1か月ですが何とか自分の「氣」で治そうと思います。(静岡県・男性・73歳)
とってもわかりやすく、体操もあり、本を買わせて頂き、本当に良かったです!!身心共に元気と勇気が出てきます。この本に出会えて本当に良かったです。ありがとうございます。(北海道・パート・女性・61歳)
読み終えて、即100年足腰体操を始め、今日で17日が経過しました。その結果、痛かった右足ひざのふくらはぎが何だか痛みが軽くなり良くなった感じが出てきましたことを報告します。巽先生に出会えた事が私にとって幸運です。有難う。(愛知県・男性・81歳)
読みやすく、納得できる内容でした。早速、実践。3か月後の結果を楽しみにしようと思う。巽先生の人間としての素晴らしさを感じました。(兵庫県・女性・68歳)
多くの方に読んで頂きたい一冊でした。私は毎日片道40分徒歩通勤していますが、9割が100年は動けない体の使い方をしている人ばかりです。小学校から歩き方の授業が必要だと日々感じます。(東京都・会社員・女性・48歳)
現在私は畑仕事に専念しているのですが足腰が痛いので月2回整形医院で注射を打っているが全然効き目がありません。こんなに解りやすい良い本があったなら、早く読みたかった。毎日夢中になって読んでいます。手術はしたくないので!元気が出ました。(福島県・女性・85歳)
ひざの痛み、悩みに日常生活が支配されて10年。いろいろと試みてきました。ひざの専門スーパードクターのメッセージは希望を抱かせる内容でした。担当医からは「いずれ手術するしかない」と言われている状態ですが、<まず意識を変える→実践する>を始めます。じっくり取り組んでみます。ありがとうございました。(福島県・主婦・75歳)
若い頃から激しいスポーツ(サッカー)をしていて長い間膝痛に悩みました。本書を読んではじめて膝痛の原因がわかった気がしました。そのための体操も続ける決心がわきました。今は老齢となって別の意味もあります。歩くことが好きなので続けたい。(兵庫県・男性・80歳)
幸い今、膝が痛むわけではないですが、100年使える体を目指し、この本を手に取りました。体の声に耳を澄ませ、丁寧に生きて行きたく思います。巽先生の筋膜と氣の研究、ご期待申し上げます。「痛みも歪みも懸命に生きた証」この言葉に先生のお人柄の素晴らしさが伺え、感動致しました。良書に出逢えて心より感謝申し上げます。(東京都・主婦・61歳)
自分も80代。主人も82歳。2人とも一応普通に歩いて生活していますが、足腰の衰えは感じてますので、内容を読みますと納得感大で、実行しています。(北海道・自営業・女性・80歳)