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自ら学ぶ子が育つSTEM教育先進国アメリカで
シリーズ100万部突破!
一般相対性理論という単語は
誰もが知っていると思いますが、
やさしく説明できるほど理解している人は
そう多くないはず。
この難しい理論のエッセンスを
赤ちゃんでもわかるようにしたのが本書です。
「質量が時間も空間もゆがめる」
などと言われると難しそうな感じがしますが、
本書をパラパラとめくるだけで
そのイメージを感覚的につかめます。
携帯電話のGPSなど
意外と身近なものに使われる一方で
宇宙誕生の謎を解く鍵を握るとされる
一般相対性理論の基本を、
数学者であり物理学者でもある著者が
赤ちゃんにも伝わるように
と願ってつくった、この絵本。
極大の世界で起きる不思議な現象を
お子さんと学ぶきっかけに、
あるいは友人や知人のお子さんへの贈り物に
ぜひ役立てください。
作紹介
4人の幼い科学者の父であり、壮大な理論を学ぶのに早すぎることはないと信じている。
監訳紹介
1964年東京都生まれ。1991年東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。理学博士。東北大学助手などを経て、2007年から2018年10月までKavli IPMUの初代機構長を務めた。専門は素粒子論・宇宙論。『宇宙は何でできているのか』(幻冬舎新書)はじめ著作多数。メディアを通して研究成果を伝えることにも力を入れる。難解な素粒子論・宇宙論をわかりやすい言葉で語る。
担当編集者より一言
「理論を俯瞰できていなくても、原書があるから翻訳すればいいよね」
「ページに3単語くらいなら、いざとなれば自分で翻訳できるはず」
などと最初は気楽に構えていて、いざ翻訳しようとするとspace(空間)、mass(質量)、warp(歪める)、など絵本には適さない単語だらけということに気づきます。
Mass drags space.Space drags mass.
(質量は空間を歪める。空間は質量を歪める)
とか、もう児童書としては事故レベルです。
意訳して楽しげにしようと思い直したものの、どう考えても物理法則を誤って伝えるリスクが高すぎます。
この悩みを解消できずにだいぶ時間が経ってしまったのですが、自分なりに悪戦苦闘しながら相対性理論について学びつつ動き回ることで、幸運なことに世界最高レベルの素粒子物理学者であり、ノーベル賞受賞者が100人を超えるカリフォルニア大学バークレー校で教鞭をとる村山斉先生に監訳をお引き受けいただけることになりました。
さらに全国で読み聞かせや講演をしている絵本の超プロに読み聞かせをしやすくするアドバイスをいただいたことで、理想的な翻訳に仕上がったと思います。
お子さんに読み聞かせをしつつ自分も世紀の発見について学べるお得な絵本なので、ぜひお手にとっていただければ幸いです。僕は個人的に、出産祝いや入学・進級の贈り物などに添えるつもりでいます!
読者さまの声
大人でもとっつきにくい内容が非常にわかりやすく書かれていました。文章も絵もすごくシンプルで小さい子も興味を持ちやすいように思います。娘も内容は理解はできてないですが、読むと喜びます。いつかこの絵本をきっかけに科学に興味を持ってくれるといいなと思っています。(千葉県・会社員・女性・34歳)
アインシュタインや相対性理論という言葉は学生の頃に聞いたことがありましたが、理系分野が苦手だったので、よくわからないまま大人になりました。子供が生まれ、言葉やその意味をどんどん吸収する中で、生まれた疑問にヒントを与えたり、調べることを伴奏して取り組もうと改めて気づかされた本でした。(兵庫県・会社員・女性・31歳)
子ども向けの本でしたが、親子で楽しく読むことができました。知育系のものに興味があります。(福岡県・会社員・男性・42歳)
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