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書籍の詳細

あなたが死にたいのは、死ぬほど頑張って生きているから
テキトーに生きてる人は「死にたい」とは言わない

著者:平 光源

定価:1,320円 (10%税込)
ISBN978-4-7631-3889-7 C0095
B6変型判並製 本文287ページ
2021年4月10日初版発行
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薬に頼らず1000人の心の病を寛解させた精神科医が語る、
「自分を好きになるために」まずやってみてほしいこと

◎3か月先まで予約が埋まる精神科医、初の著書
◎薬に頼らず1000人の心の病を寛解させた方法
◎自身もうつを経験。そんな精神科医が実践している自分の愛し方とは?
◎今までの「自己肯定感本」でダメだった人の、最後の砦となる心の強化書
 
 
ここは東北にある、とある精神科クリニック。
一見、町中にあるごく普通の病院です。
 
ところがこのクリニックには連日、
行列をなすほど救いを求める人が押しかけます。
 
一体、他の病院と何が違うか。
その理由は、この先生が患者さんに語りかける言葉にあります。
 
なんと「死にたい」と訴える患者に対して、
「死んでもいいよ」と投げかけるのです。
 
ただ、これはもちろん決して本心ではありません。
 
「押すな、押すな」と言われると、
人は押したくなります。
 
 
それと同様に、「死ぬな、死ぬな」と言われると、
「死にたい気持ち」がますます大きくなってしまう、
というのがこの先生の考え。
 
また、
「日常生活で否定され、
心がボロボロになっているからこそ病院にきている。
 
それなのに、病院に来てもなお否定されたら
患者さんの心はますます傷ついてしまうじゃないですか。
 
だから、まずは死にたい気持ちを受け止めてあげるのが、
僕の最初の役目だと思っています」とも、先生はおっしゃいます。
 
実際、この治療を施して自殺を選んでしまう方はゼロ。
 
それどころか、生きることへの希望を感じ、
回復へと向かう患者さんが多いのだとか。
 
そうして、患者さんがようやく新しい価値観を手に入れたところから、
先生の優しい、優しい、手当ては始まります。
 
先生のモットーは、「なるべく薬に頼らないこと」。
 
その甲斐もあって、これまで1000人もの患者さんが、
薬に頼らずに、心の病を寛解させたと言います。
 
 
今回、初めての本を執筆していただくにあたり、
実際にクリニックで患者さんに対して実践している、
「自分を好きになる方法」や「自信の持ち方」、
「世界観が広がるものの見方」、「罪悪感との付き合い方」などを、
一冊にギュギュっと詰め込んでいただきました。
 
 
コロナウイルスの感染拡大、経済の不安定、
孤独死への恐怖、同調圧力……。
これは様々な問題を抱える現代人全てに送る、
医学的に正しい不安解消のススメなのです。
 
たくさんの人の心のお守りになることを願っています。


目次より

第1章 あなたが死にたいのは、死ぬほど頑張って生きているから
第2章 弱い自分をそのまま愛する。それが本当に強い人
第3章 心だけでも、新しい自分に生まれ変わる
第4章 生きている人ができることは、生きること

著者紹介

東北のとある精神科クリニックを営む、精神科医。
薬に頼らずに1000人の心の病を寛解させたことが評判となり、現在では3か月先まで予約が殺到している。今回が初の著書となる。

担当編集者より一言

東北では知る人ぞ知る、すごい精神科医の本です。僕が「この先生の本を出したい!」と思った理由は2つ。1つは、上記でもお伝えした通り、患者さんに対し「死んでもいいよ」とお伝えしているところ。その真意を聞いた時、なんて患者思いで優しいお方なんだ! と涙がこぼれそうになりました。この優しいメッセージを1人でも多くの人に届けなければ! と思いました。そして、もう1つの理由は、この先生自身が、浪人時代に、うつを経験されていることにあります。1億円を稼いだことのない人に、1億円の稼ぎ方を学びたいとは思いません。結婚したことのない人に、結婚する方法を教えてほしいとは思いません。それと同じように、心がどん底まで落ちた人だからこそ語れる境地が必ずあるはずなのです。それでいて、正真正銘の医師ですから、方法としては医学的に正しいと言える。そんな先生の言葉なら、たくさんの人に寄り添える本が作れるだろうなと確信し、出版に至りました。

読者さまの声

「死にたい」で検索したら、本の題名がヒットして買いました。自分を大切にすることは前から重要なことだと思ってましたが、本を読んで改めて心の中で自分褒めをするようになり、少し前よりもだいぶ自分に優しくなれました。死にたいほど絶望してた時からずいぶん前向きになったと思います。この本に出会えて良かったです。(愛知県・男性・40代)

自己啓発でも、スピリチュアルでも、宗教のほんでもない。最優秀の肩書きがある精神科医のアドバイスでもない。だから死ぬほど彼の言葉も、かれの過去も涙があふれでるほど、丸ごと響いた。泣いた、そして理解して納得できた。すくわれたのは、彼の高い視点と澄み渡るほどれいせいな感性。時代は変わったのだ、だから古い慣習も因習からときはなれて自由にこの時代を生きていいのだ。生き直すチャンスだ。今を生きる、悩むあなたにぜひともページをめくって貰いたい。間に合うから、私が保障します!(岩手県・主婦・60代)

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