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最期のそのとき、「納得」するか「後悔」するか――。
その、ただ1つの「分かれ道」とは?
2700人を見送った看取り医が、70歳からの生き方を教えます。
「生が燃え尽きる瞬間」に立ち会い続ける、白衣を着ないひとりの医師。
彼はこう言います。
――――――――――――――――――
「息子に面倒掛けたくない」「娘がそう言うから」
そんな言葉をよく聞きます。
本当は小さな「ああしたい」「これをしたい」があるけれど、
それを言えないやさしい高齢者たち。
私はあえて言いたい。「わがままになれ」と。
誰かのいいなりの、「おりこうな老人」にはなるな。
―――――――――――――――――――
この本は、2700例の看取りをしてきた医師による、
「命の燃やし尽くし方」のサンプル集。
どんなにお金がなくても、学がなくても、孤独でも、
たとえ体が不自由であったとしても、
“納得いく最後”を迎えることができれば人生はハナマル!
そのための、「正しいわがまま」のヒントが満載です。
人生の最終コーナーでは、もっとわがままに、がむしゃらに生きよう!
彼はこう言います。
――――――――――――――――――
「息子に面倒掛けたくない」「娘がそう言うから」
そんな言葉をよく聞きます。
本当は小さな「ああしたい」「これをしたい」があるけれど、
それを言えないやさしい高齢者たち。
私はあえて言いたい。「わがままになれ」と。
誰かのいいなりの、「おりこうな老人」にはなるな。
―――――――――――――――――――
この本は、2700例の看取りをしてきた医師による、
「命の燃やし尽くし方」のサンプル集。
どんなにお金がなくても、学がなくても、孤独でも、
たとえ体が不自由であったとしても、
“納得いく最後”を迎えることができれば人生はハナマル!
そのための、「正しいわがまま」のヒントが満載です。
人生の最終コーナーでは、もっとわがままに、がむしゃらに生きよう!
目次より
●白衣を着ない医者が見た「正しいわがまま」
●やりたいことをやり遂げるわがまま
●いつまでも「探し続ける」わがまま
●頑なな老人になるか、しなやかな老人になるか
●「恋心を解き放つ」わがまま
●「仲間とともにいたい」わがまま
●「先生、死に方を教えて」と聞かれて答えること
●最後の居場所はお金で買えない
●好きな「場所」でゴールを迎えるという自由
●70歳、そろそろ分別を捨ててみる
●最期のその時まで「自分」を走り抜く
●あっぱれ! 暴走老人
●やりたいことをやり遂げるわがまま
●いつまでも「探し続ける」わがまま
●頑なな老人になるか、しなやかな老人になるか
●「恋心を解き放つ」わがまま
●「仲間とともにいたい」わがまま
●「先生、死に方を教えて」と聞かれて答えること
●最後の居場所はお金で買えない
●好きな「場所」でゴールを迎えるという自由
●70歳、そろそろ分別を捨ててみる
●最期のその時まで「自分」を走り抜く
●あっぱれ! 暴走老人
著者紹介
看取りの医者。1964年、茨城県龍ヶ崎市生まれ。1992年、筑波大学医学専門学群卒業後、筑波大学附属病院や県内中核病院で地域医療に携わる。2002年、筑波大学医学専門学群博士課程を修了し、訪問診療専門クリニック「ホームオン・クリニックつくば」を開業。翌2003年に医療法人社団「彩黎会」を設立。主に高齢者や終末期患者の訪問診療医として緩和ケアを重視し、患者が生を燃やし尽くす最後の日々を満ち足りたものにする手助けをしている。これまで立ち会った最期は2700例を超す。2009年に出版した『看取りの医者』(小学館)は、大竹しのぶ主演でドラマ化もされた。
担当編集者より一言
平野先生の訪問診療に、一部同席させてもらったことがありました。
寝たきりで意識のない患者さんを前に、ご家族の方と静かに話す先生。白衣ではなくポロシャツに、聴診器。細い道を小さな自家用車で走る先生ですが、自身が4歳のとき、訪問診療で重篤な肺炎から命を救ってもらったことが原点とのこと。
看取り医、と聞くと「死と隣り合わせ」ということばかりイメージしてしまいそうですが、先生に言わせれば、向き合っているのは「死」ではなく「燃え尽きんとする今際の生」。そんな究極の生に2700例をも立ち会ってきた先生の言葉は、どのひと言も聞き逃したくないものでした。
ぼくとつにお話しになりながらも、それでいてとてもユニーク。「先生に看取られたい!」と、患者さんから熱いファンコールがあるというのも納得の先生でした。
寝たきりで意識のない患者さんを前に、ご家族の方と静かに話す先生。白衣ではなくポロシャツに、聴診器。細い道を小さな自家用車で走る先生ですが、自身が4歳のとき、訪問診療で重篤な肺炎から命を救ってもらったことが原点とのこと。
看取り医、と聞くと「死と隣り合わせ」ということばかりイメージしてしまいそうですが、先生に言わせれば、向き合っているのは「死」ではなく「燃え尽きんとする今際の生」。そんな究極の生に2700例をも立ち会ってきた先生の言葉は、どのひと言も聞き逃したくないものでした。
ぼくとつにお話しになりながらも、それでいてとてもユニーク。「先生に看取られたい!」と、患者さんから熱いファンコールがあるというのも納得の先生でした。
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