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書籍の詳細

愛しさに気づかぬうちに

著者:川口俊和

定価:1,540円 (10%税込)
ISBN978-4-7631-4104-0 C0093
四六判並製 本文336ページ
2024年9月30日初版発行
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そばにいたのにすれ違ってしまった人たちの、
再出発の物語。

*全世界でシリーズ500万部突破
*ハリウッド映像化
*本屋大賞2017ノミネート
*有村架純さん主演で映画化
*アメリカ「Audible.com Daily Deal」総合1位 2021年
*イギリス「Indie Book Awards」ノミネート 2020年
*フランス「オーディオブック大賞」受賞 2023年
*イタリア ベストセラーリストに161週連続でランクイン 2022年
*ポーランド「みんなで選んだ今年の一冊 美しい本」大賞受賞 2023年
 
『コーヒーが冷めないうちに』シリーズ第6巻、発売!
 
とある町の
とある喫茶店の
とある座席には不思議な都市伝説があった
その席に座るとその席に座っている間だけ
望んだ通りの「時間」に移動ができるという
 
ただし、そこにはめんどくさい……
非常にめんどくさいルールがあった
 
1.過去に戻っても、この喫茶店を訪れたことのない者には会うことができない
2.過去に戻ってどんな努力をしても現実は変わらない
3.その席には常に白いワンピースを着た女が座っている
4.その席に座れるのはその女が席を立った時だけ
5.過去に戻っても、席を立って移動はできない
 
制限時間はカップにコーヒーを注いでから、そのコーヒーが冷めるまでの間だけ
 
めんどくさいルールはこれだけではない
それにもかかわらず、今日も都市伝説の噂を聞いた客がこの喫茶店を訪れる
 
喫茶店の名前は、フニクリフニクラ
 
この物語は、そんな不思議な喫茶店で起こった心温まる四つの奇跡。

目次より

第一話 お母さんと呼べなかった娘の話
第二話 彼女からの返事を待つ男の話
第三話 自分の未来を知りたい女の話
第四話 亡くなった父親に会いに行く中学生の話

著者紹介

大阪府茨木市出身。1971年生まれ。小説家・脚本家・演出家。舞台『コーヒーが冷めないうちに』第10回杉並演劇祭大賞受賞。同作小説は、本屋大賞2017にノミネートされ、2018 年に映画化。川口プロヂュース代表として、舞台、YouTubeで活躍中。47都道府県で舞台『コーヒーが冷めないうちに』を上演するのが目下の夢。趣味は筋トレと旅行、温泉。モットーは「自分らしく生きる」。


担当編集者より一言

全世界で500万部、日本、イタリア、イギリスでシリーズミリオンセラーを突破した『コーヒーが冷めないうちに』シリーズ、ついに新刊の発売です。原稿をいただいて読んだときに、「今作のテーマは、“すれ違い”だ」と思いました。近くにいたからこそ、すれ違ってしまう。そしてこの喫茶店にやってくるのは、そのすれ違いを、「しょうがないか」と諦められなかった人たちです。彼らの懸命な生き方を、ぜひご覧ください。

読者さまの声

今回の新刊に購入時から心躍り、じっくり読むために環境を整え、作品に集中しました。どのエピソードも期待以上に心が震え、素敵な登場人物に愛着が湧きました。特に、1番最初のエピソードのアザミさんとお母さんの心の重なり合いは切なく身につまされました。過去は変えられない、でも心は変えられる。気持ちは通わせることができるというメッセージに目頭が熱くなりました。身内でもない人達の心の機微を感じ取って対応する、フニクリフニクラの人達の温かさ、思いやりに癒されました。誰しもが抱える心の傷に寄り添う作品だからこそ、また読もう、続きを読んで登場人物を応援しようと思えます。「コーヒーが冷めないうちに」シリーズに出会ってから数年経ちますが、今回、人生で初めてレビューを書きます。感動を是非、伝えたい伝えなきゃと思いました。素敵な物語を綴ってくださった作家の川口先生、物語を私の手元まで届けてくださった出版社の皆様、本当にありがとうございました。(神奈川県・女性・50代)

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