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書籍の詳細

「考えすぎて言葉が出ない」がなくなる

著者:齋藤 孝

定価:1,650円 (10%税込)
ISBN978-4-7631-4118-7 C0030
四六変型判並製 本文256ページ
2024年6月30日初版発行
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自然と人間関係が自由自在になる「話し方」の極意

「こんなことを言うと、どう受け取られるだろう」
「これを質問したら、引かれるかな?」
「こんな話をして、嫌われたかもしれない」
「すぐに言葉が返せなかったけれど、ノリの悪い人だと思われているだろうな」
「へんなことを言っちゃった気がする——。どうしよう」
 
人間関係は、考えすぎると疲れますね。
すると会話も億劫になります。
しかし、多くの「こんなこと言って嫌われたかも……」は、思い過ごしであることも多いです。
さらにいえば、思い過ごしで会話が億劫にならないための「コツ」があるのです。
 
●齋藤孝先生の100%効果がある伝説の講義のエッセンスを書籍化!
本書では、40年にわたって続けられた齋藤孝先生のコミュニケーションの講義のエッセンスを紹介!
学校の先生やプロのアナウンサーになった方も受けられたその内容は、100%効果があるといわれています。
上手に人間関係をつくれるようになりたい、コミュニケーションで悩まないようにしたい方のための、仕事や生活、婚活まで、様々なところで活用できる内容です。

目次より

第1章 コミュニケーションの悩みは思い過ごし
ぐいぐいコミュニケーションしてくる人になりたいですか?
なぜ、他人と話すと疲れるの?
ビジネスでも「仕事以外」の話が必要な理由
「話が苦手」は性格の問題ではありません など
 
第2章 初対面でも話が続く人、途切れる人
「休日は何をしているんですか?」と聞かれたら、どちらが話が続く?
会話で「知らない」は暴力です
忙しくても人間関係をつくれる「10秒雑談」 など
 
第3章 また会いたいと思ってくれる人の「聞く技術」
人間関係をつくるのに「話し上手」である必要はあるか?
面白い話は「会話」ではなく「リアクション」で成り立つ
「すごいインタビュアー」を自分に降ろしてくると、質問がしやすくなる など
 
第4章 相手と距離を縮める話し方
「中距離」の人間関係が人生を豊かにする
人間関係が続くかどうかは、勇気のある人がいたかどうか
「次の機会」をつくれる人の情報交換 など
 
第5章 広い人間関係をつくる
知り合いは多いほうがいいですか?
最初に声をかけるときは「あいまい」がいい
せっかく会ったのに、人の顔と名前が覚えられない…… など

著者紹介

1960年静岡生まれ。明治大学文学部教授。東京大学法学部卒。同大学院教育学研究科博士課程を経て現職。『身体感覚を取り戻す』(NHK出版)で新潮学芸賞受賞。『声に出して読みたい日本語』(毎日出版文化賞特別賞、2002年新語・流行語大賞ベスト10、草思社)がシリーズ260万部のベストセラーになり日本語ブームをつくった。著書に『いつも「話が浅い」人、なぜか「話が深い」人』(詩想社)、『大人の語彙力ノート』(SBクリエイティブ)、『話がうまい人の頭の中』(リベラル新書)等多数。著者累計発行部数は、1000万部を超える。テレビ出演多数。

担当編集者より一言

伝わらないのは困るけれど、ぐいぐいくるようなコミュニケーションもしたくない。
気を遣い続けるのは嫌だけど、自然に話が続いて、人間関係もよくなるような、やさしいコミュニケーションが求められているように感じます。
 
齋藤孝先生は大学で40年間コミュニケーションの授業を行ってきました。
そこでの効果は100%に近く、参加者の誰もが、感じのよい会話で人間関係を結んだり、場をつくることができるようになったりと、自分を変えることができています。
 
その秘訣は、たった一つ。意識を変えるだけなのです。
齋藤孝先生が長らくかかわってきた伝説の授業も一部ご紹介しながら、明日から、誰かと話すことが楽しくなる1冊になっています。

読者さまの声

口下手でもうまく会話できるヒントが分かりやすく説明されていました。あとは実践あるのみ!(茨城県・会社員・男性・38歳)

現代はコミュ力を求められていますが、それに上手に答えられる人は少ないですね。それをいかに良方向へ向かわせてくれるヒントになると思いました。(沖縄県・会社員・女性・58歳)

人との会話の入り方や上手い切り上げ方などを知ることができました。ちょっとした問題などもあり、自分の選択からどんな会話が苦手なのか知れた気がしました!(神奈川県・会社員・男性・24歳)

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