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書籍の詳細
【2024年11月下旬刊行予定】

100年骨

著者:斎藤 充

定価:1,540円 (10%税込)
ISBN978-4-7631-4176-7 C0075
A5判並製 本文192ページ
2024年11月30日初版発行
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「骨密度が高いのに骨折」にはワケがあった!
骨折、寝たきり、認知症への「骨粗しょう症ドミノ」をくいとめる方法とは?
骨粗しょう症の世界的権威による初めての本です。

「骨」――それは、からだを支える、文字通りの屋台骨。
骨の強さは、いのちの強さそのもの。
 
そんな、いのちの健康を支える骨を、
音を立てずにむしばんでいく、骨粗しょう症。
これまで通説とされてきた「骨密度が高い=骨が強い」では必ずしも正しくないことが、
骨粗しょう症治療の現場では常識となりつつあります。
実は、骨の強度を左右するのは「骨の質」――。
 
2010年「骨質」のメカニズムを世界で初めて解明し
世界中の骨の常識をアップデートした医師が
「長生き骨」のために知っておいてほしい「骨の最新知識」をお届けします。


目次より

●1カ所の骨折が寝たきりと介護を招く
●「認知機能の衰え」も助長する骨粗しょう症
●男性は「骨質劣化型骨粗しょう症」で骨折しやすい
●骨粗しょう症であごの骨も劣化、歯も弱くなる
●骨粗しょう症から認知症まで一気に進行した80代女性
●最も多いのは、痛みを感じない「いつのまにか背骨骨折」
●「いつのまにか骨折」してはいけない! からだの中枢神経にかかわる「背骨」
●まずは「背骨」を守ることから始めよう
●身長が「2cm」縮んだら要注意、「4cm」で赤信号
●骨の質を決める「善玉架橋(R)」と「悪玉架橋(R)」
●生活習慣病なら骨粗しょう症も疑うべし
●骨粗しょう症には3つのタイプがある
●日本人の98%もが「ビタミンD不足」だった!
●日本人は白人よりも〝背骨が弱い〟という事実
●足は「運動してこそ」骨の強度を保てるようにできている


著者紹介

東京慈恵会医科大学整形外科学講座主任教授。同大附属病院整形外科・診療部長。1992年、東京慈恵会医科大学卒。2020年より現職。日本骨代謝学会理事、日本骨粗鬆症学会理事、日本人工関節学会理事などを兼務。骨代謝の診断・治療・研究で国内外を牽引する。


担当編集者より一言

斎藤充医師の臨床と研究との「二足のわらじ生活」がとても印象深いものでした。ひざをはじめとする外科手術を日本の大学病院内で有数の手術件数をほこる、多忙をきわめる整形外科部長の斎藤医師。目の前の患者さんと向き合うなかで得た違和感や疑問点こそ、研究の起点。研究成果を論文として発信することで、目の前にいない世界中の患者さんの役に立つことを目指して、365日、臨床と研究に明け暮れておられる姿に感銘を受けました。本書には、斎藤医師が自身の母親にもやってもらっている体操を盛り込んでいます。世界中の骨粗しょう症の常識をぬりかえた斎藤医師の発見・解明の成果をなるべくわかりやすい表現で、一般の方向けにお届けするのが本書です。多くの方のお役に立つことを願います。

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