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名医たちが認知症の“見立て”を学びにくる認知症専門医が、
人生100年時代に無関心ではいられない認知症の「本当の話」をします。
「恐れる」認知症から、「備える」認知症へと変わる「新しい認知症観」について
現場を知り尽くす専門医がていねいに解説しました。
「認知症になると別人のようになる」「認知症にだけはなりたくない」
そう思っていませんか?
結論から言えば、多くの早合点が認知症の周辺にはあふれています。
認知症はいきなり何もわからなくなるのではなく、進行にはグラデーションがあること。
なかには治療可能な認知症があり、これは早期発見しなければ認知症が進行してしまうこと。
自分や家族が「認知症かもしれない」と思ったとき、まずすべきことは、やみくもに不安に陥って自暴自棄になることでもなければ、脳トレに励むことでもありません。
人生100年時代と言われる現代、誰もが当事者やその家族となりうる認知症について、
「認知症の診断」「治療」「周囲のかかわり方」「社会の取り組み」など、徹底解説します。
認知症の誤解されたイメージが先行すると、認知症を恐れるあまり、早期発見が遅れて引きこもり、かえって認知症が進行してしまうことがあります。
誤ったイメージを改善するために執筆された「新しい認知症観」は、できないことがあったとしても、自分らしく生きている人たちの事例とともに、希望のある話が満載です。
そう思っていませんか?
結論から言えば、多くの早合点が認知症の周辺にはあふれています。
認知症はいきなり何もわからなくなるのではなく、進行にはグラデーションがあること。
なかには治療可能な認知症があり、これは早期発見しなければ認知症が進行してしまうこと。
自分や家族が「認知症かもしれない」と思ったとき、まずすべきことは、やみくもに不安に陥って自暴自棄になることでもなければ、脳トレに励むことでもありません。
人生100年時代と言われる現代、誰もが当事者やその家族となりうる認知症について、
「認知症の診断」「治療」「周囲のかかわり方」「社会の取り組み」など、徹底解説します。
認知症の誤解されたイメージが先行すると、認知症を恐れるあまり、早期発見が遅れて引きこもり、かえって認知症が進行してしまうことがあります。
誤ったイメージを改善するために執筆された「新しい認知症観」は、できないことがあったとしても、自分らしく生きている人たちの事例とともに、希望のある話が満載です。
目次より
・医師、医療や介護のプロにも起こる「早合点」から身を守れ!
・「加齢によるもの忘れ」と「認知症のもの忘れ」はこう違う
・認知症を進行させてしまう「環境」がある
・「治せる認知症」があることを知っておこう
・「生活習慣病」と認知症はここまで深く関係している
・多くの「脳トレ」に科学的エビデンスなし、でも「楽しくできる」なら◎
・「アルツハイマー病」はなんと40代ですでに「ステージ1」
・軽度認知障害よりもっと手前、「主観的認知機能低下(SCD)」とは?
・「もしかして認知症?」まずはどう動いたらいい?
・「加齢によるもの忘れ」と「認知症のもの忘れ」はこう違う
・認知症を進行させてしまう「環境」がある
・「治せる認知症」があることを知っておこう
・「生活習慣病」と認知症はここまで深く関係している
・多くの「脳トレ」に科学的エビデンスなし、でも「楽しくできる」なら◎
・「アルツハイマー病」はなんと40代ですでに「ステージ1」
・軽度認知障害よりもっと手前、「主観的認知機能低下(SCD)」とは?
・「もしかして認知症?」まずはどう動いたらいい?
著者紹介
認知症専門医。医療法人すずらん会たろうクリニック院長、精神科医、医学博士。1978年長崎県南島原市生まれ。2003年琉球大学医学部医学科卒業。2010年より福岡大学医学部精神医学教室講師。福岡大学病院で医局長、外来医長を務めたのち、2015年より現職。福岡市を認知症フレンドリーなまちとする取り組みも行っている。日本老年精神医学会専門医・指導医。日本在宅医療連合学会専門医・指導医。編著に『認知症プライマリケアまるごとガイド』(中央法規)がある。
担当編集者より一言
日夜、認知症の方の診断や治療に向き合う内田医師。認知症は誤診も多く、患者さんの勝手な「誤解」も非常に多いとのこと。自分で認知症だと早合点して、診断を怖れて病院に行かなかったり、家族や介護職が認知症だと早合点して病院に連れて行き、年齢と簡易検査で認知症と診断され、不要な投薬が始まったりすることもあるそうです。とっても怖いことですが、認知症の診断は、脳卒中から起こる「血管性認知症」以外は確定診断ができず、脳の画像診断をしたとて、元気なときにも脳画像を撮っていた人はまれで、比較診断ができないことも多いそうです。そもそも認知症は脳の細胞を取って調べることができないから、(血管性以外は)確定診断できないということ……など、おどろきながら本書の製作にあたりました。認知症の現場の最前線におられる内田医師は、認知症の人でも暮らしやすい「認知症フレンドリー」な世界を実現すべく、医療とテクノロジーとの掛け合わせで、地元福岡市で新しい解決策を探る若き名医。認知症はこの1冊あれば大丈夫、と自信をもってお届けできる本が完成しました。多くの方のお手元に届きますように。
毎月10名の方に抽選で図書カードをプレゼント