サンマーク出版

書名 恵みのとき 病気になったら
著者情報 著者: 晴佐久昌英 /
画家: 森 雅之
定価 1200円 (10%税込)
ISBN 978-4-7631-9617-0 C0093
体裁 四六判上製 本文79ページ
初版発行日 2005年3月30日
内容のご紹介

愛する人に、いのちの詩(うた)を。
あなたから大切なあの人へ、そっと伝えてください。

人から人へ、手から手へ。ある一篇の詩が全国に広がっていきました。身体や心を病んだ方たちのあいだで、そっと、静かに……。その詩のタイトルは「病気になったら」。患者本人だけでなく、看病をつづける家族や関係者、医師たちに支持されたその詩が、孤高の作家・森雅之氏の絵とともに一冊になりました。大切なあの人へ、あなたも贈ってみませんか。
詩作の背景を綴った「泣いていいよ」も併せて収録。

「泣いていいよ」より
病気はつらい。誰が何といおうとも、ただただ、つらい。しかし、病気はただの不運ではないし、無意味な苦しみではない。――もしも病気が無意味ならば人生もまた無意味であり、人生が無意味ならばこの宇宙万物もまた無意味であろう。


著者紹介
晴佐久昌英(はれさく・まさひで)
1957年、東京生まれ。上智大学卒。87年、司祭に叙階。現在、カトリック高円寺教会司祭。著書に『星言葉』『だいじょうぶだよ』(女子パウロ会)、『あなたに話したい』(教友社)などがある。