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昔、日本人は「しつけ名人」だった
心の磨き方・器のつくり方
著者:武光 誠
定価:1,430円 (10%税込)
ISBN978-4-7631-9683-5 C0030
四六判並製 本文196ページ
2006年1月25日初版発行
ISBN978-4-7631-9683-5 C0030
四六判並製 本文196ページ
2006年1月25日初版発行
お知らせ
現在、お取り扱いできない商品です。
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子どもは、自由に育てるとダメになる
かつては「礼儀正しい、品位ある民族」として世界に知れ渡っていた日本人。しかし近年、「人の道」を踏みはずしているような事件が相次いでいます。日本人が受けついできた、しつけの“大切な教え”はいったいどこへいってしまったのか? 本書では、わが子のためにも自分のためにも忘れてはいけないしつけの根本を、しつけの歴史に探りながら明示しています。
◎誠実に真っすぐに生きる……正直者がバカを見るようになると、世の中が成り立たなくなることを、昔の人は知っていた。
◎潔く生きる……金品や地位に執着せず、贅沢を慎む。卑怯、汚いといわれないように、「名誉」を重んじてきた。
◎勤勉に生きる……世の中に役立つ仕事をする。怠けることなく、小さな努力を真面目に積み重ねることを貴んできた。
◎年長者を敬う……親に孝行する姿勢が、社会に出ても目上の者を敬う基礎になる。親は、子の手本となる生き方をした。
など、日本人が見失いかけている「しつけの精神」がここにあります。
◎誠実に真っすぐに生きる……正直者がバカを見るようになると、世の中が成り立たなくなることを、昔の人は知っていた。
◎潔く生きる……金品や地位に執着せず、贅沢を慎む。卑怯、汚いといわれないように、「名誉」を重んじてきた。
◎勤勉に生きる……世の中に役立つ仕事をする。怠けることなく、小さな努力を真面目に積み重ねることを貴んできた。
◎年長者を敬う……親に孝行する姿勢が、社会に出ても目上の者を敬う基礎になる。親は、子の手本となる生き方をした。
など、日本人が見失いかけている「しつけの精神」がここにあります。
著者紹介
1950年、山口県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。同大学院博士課程修了。現在、明治学院大学教授。専攻は日本史、歴史哲学。比較文化的視野を用いた幅広い観点から日本の思想・文化の研究に取り組む一方、飽くなき探究心で学問領域全般にわたる執筆活動を展開している。『日本人なら知っておきたい神道』『日本人なら知っておきたい古代神話』『日本地図から歴史を読む方法(1)、(2)』などの著書がある。
担当編集者より一言
昔は共働きが当たり前で、家事もいま以上に手間がかかったであろう時代に、いかにして、しつけや教育を行なってきたのか。また神道や儒教、仏教など、日本人の精神の「根本をなす考え方」は、しつけや教育に、具体的にどう生かされてきたのか。そして、しつけとは「親が手本となる生き方をすること」と心得ていたかつての日本人は、ふだんから子どもに対してどのように振る舞っていたのか。これらのことを念頭に読んでいただきたいと思います。最近、『国家の品格』(新潮新書)を読んで感動した私ですが、まさに本書も日本に伝わる優れたしつけを見直すきっかけになればいいなあと願っています。
読者さまの声
私は小学生2人の母親ですが、「しつけ」の難しさを日頃から感じていましたので、とても参考になる本だと思いました。(主婦・女・37歳)
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