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書籍の詳細
思いやり

思いやり

著者:ダライ・ラマ14世 /
訳者:マリア・リンチェン

定価:1,320円 (10%税込)
ISBN978-4-7631-9721-4 C0095
四六判上製 本文110ページ
2006年9月25日初版発行
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「思いやり」の心があれば、
人生に起こる苦しみや問題は自分で解決できる――。

北インドのダラムサラに「チベット亡命政府」を樹立以来、「愛と慈悲」「非暴力」を世界中に伝えつづけているチベットの高僧、ダライ・ラマ14世。欧米でも絶大な支持を得ている彼が日本人に向けたメッセージを一冊にまとめました。多くの苦難を乗り越えてきた末に抱いた「最も大切な人間の価値」とは何か? いま、日本人にいちばん伝えたいこととは? 「密教の修行」について語った貴重なメッセージも収録!

本文より
◎私たちがもっている能力◎人間にとって愛とは何か?
◎感情と思いやりについて◎心の平和の大切さ
◎本当の人間関係とは?◎違う考え方を受け入れる
◎絶対的なものなど存在しない◎「空」を理解する心
◎苦しみの本質について◎苦と向き合う生き方
◎「私」とは何なのか?◎日本人との対話    ほか

著者紹介

1935年7月6日、チベット東北部アムド地方(現・中国青海省)生まれ。2歳で13世の転生者として認められ、5歳でダライ・ラマ法王14世に即位。49年、中国のチベット侵略に伴い、15歳で政治・宗教の最高指導者となる。59年にインドへ亡命。北インドの「ダラムサラ」にチベット亡命政府を樹立。以来、世界各地で慈悲と非暴力の教えを説きつづけている。平和への貢献が認められ、89年にノーベル平和賞を受賞。『ダライ・ラマ自伝』(文春文庫)、『チベットわが祖国』(中央公論新社)、『ダライ・ラマ 般若心経入門』(春秋社)など、仏教法話集が多数出版されている。

訳者紹介

高知県生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。一級建築士。大学卒業後インド各地を旅し、1985年よりダラムサラ在住。チベット亡命政府の依頼によりチベットの伝統文化継承の拠点となるノルブリンカ・インスティテュートの設計・建築を担当し、同時にゲシェ・ソナム・リンチェン師に師事して仏教哲学を学ぶ。ダライ・ラマ法王をはじめとする高僧の講義の通訳を務め、2000年より法王来日時の通訳も担当する。訳書に『ダライ・ラマ 智慧と慈悲』、『ダライ・ラマ〈心〉の修行』『ダライ・ラマ 慈悲の力』(以上春秋社)がある。

担当編集者より一言

初めて「ダライ・ラマ法王14世」の存在に興味をもったのは、龍村仁監督が1995年に制作した『地球交響曲第2番』を観たことがきっかけでした。まだ編集者になる前の、生き方を模索していた私は、「人間の究極の本性は、慈悲と利他の心である」という法王の言葉にノックアウト! 以来、「利他心」はいつも心の片隅に置いておく言葉となりました(置くだけではダメなのですが……)。あの日から10年。私たちを取り巻く「世界」は大きく変わりましたが、ダライ・ラマ14世が発言し、一貫して実行してきたことは、色あせるどころかより深みを増して、聞くもの・見るものの心にしみ込んでいきます。今回、そんな彼が日本という国で、日本人に向けて語った言葉を一冊にまとめました。いま、とても大切にしたい「思いやり」の心とは何か? 自分自身と向き合いながら、静かに、ゆっくりと味わってみてください。

読者さまの声

写真がとても美しく印象的でした。本文中の言葉は、どれも心にしみ入り、世界の人々がこのような考えに基づいて生きていけば、平和な世の中になるのだろうと強く思いました。(東京都・会社員・女性・39歳)

毎回、少しずつ読むたびに、心が軽くなる思い。(茨城県・女性・36歳)

わかりやすかったです。慈悲の心の大切さ、どのようにすればよいかが理解できました。(広島県・女性・45歳)

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