- HOME
- 書籍の詳細
本の下部にある「立ち読み」ボタンをクリックしていただくと、今お使いのブラウザでお読みいただけます。
※「立ち読み」のデータは刊行前のものもございます。刊行されたものと異なる場合がございます。ご了承ください。
本の冒頭部分をお楽しみいただけますが、閲覧環境により表示に違いが生じることがございます。
※紙の本のレイアウトやデザインを確認されたい場合は、紙の立ち読み(「立ち読みする(無料)」)をお試しください。
動物たちが教えてくれた、
いのちをつなげていくということ。
トコちゃん一家は、旭山動物園へ出かけることになりました。
チンパンジー、オオカミ、エゾシカ、ホッキョクグマ、ペンギン、動物たちはみんな赤ちゃんを育てていました。
しかし、もうじゅう館につくと、トラのイチのすがたがどこにもみあたりません。イチをさがしているうちに、「喪中」かんばんを見つけました。
イチは死んでしまったの? トコちゃんの目から、なみだがぽろぽろこぼれてきました。
ちょうど、そこへ通りかかった園長さんといっしょに、トコちゃんは「いのちの糸」を40億年たどっていきました……。
「いのちのいれもの」たちの大切なやくわりを、かわいらしく、かつ幻想的な絵で伝えている絵本です。
文紹介
著書に『15歳の寺子屋 ペンギンの教え』(講談社)、『旭山動物園物語 オオカミの森』(あべ弘士絵 角川書店)、『生きる意味って何だろう?――旭山動物園園長が語る命のメッセージ』(角川文庫)、『<旭山動物園>革命――夢を実現した復活プロジェクト』(角川oneテーマ21)、『あさひやま動物記(1)オオカミの森とホッキョクグマ@旭山動物園』(秋草愛絵 今津秀邦写真 角川つばさ文庫)などがある。旭川市在住。
絵紹介
絵本に『じかきむしのぶん』(松竹いね子作 福音館書店)、『しゅっぱつがたこんくん』(ベネッセコーポレーション)、『北海道わくわく地図えほん』(けんぶち絵本の里・びばからす賞 北海道新聞社)、さし絵に『筆箱の中の暗闇』(那須正幹作 偕成社ワンダーランド)、『行け!シュバットマン』(村中李衣作 福音館書店)などがある。
子どもたちとのワークショップや、障がいを持った人たちへの療育にもたずさわっており、そうした経験をふまえて工作ガイド『かんたん手づくり おうちでおもちゃ――あかちゃんとあそぼう』(福音館書店)を上梓した。旭川市在住。
担当編集者より一言
読者さまの声
命のつながりや大切さが子どもにもわかりやすくて、とても良かったです。(北海道・会社員・女性・37歳)
絵本を読むのは十数年ぶりです。大人になってから読むことがなかったので、良い勉強になりました。当たり前なことだけど、もっと「いのち」を大切にしないといけないと思ったし、本を読んでいてすごく泣けました。大人に読んでほしいと思いました。(静岡県・会社員・24歳)
子どもを大切に思う気持ちを伝えやすい本でした。子どもも「いれもの」という表現がわかりやすかったようです。親子であたたかい気持ちになりました。(北海道・主婦・30歳)
毎月10名の方に抽選で図書カードをプレゼント