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さかさにすると、何がみえるかな?
15万人のこどもたちに大人気。
不思議で楽しいさかさ絵本シリーズ!
わくわく楽しい「さかさ絵本」シリーズ、待望の第3弾が登場です!
作者いわく、さかさ絵を描くときに一番むずかしいのは、色をつけること。一方から見ると「カエル」、さかさにすると「女の子」に見える絵が線画で完成しているとします。カエルの色を緑色に決めてしまうと、女の子の顔も当然緑色になり、もはや「宇宙人」か「モンスター」になってしまいます。そこで、女の子の顔を肌色にしてみても、今度はカエルに今ひとつインパクトが感じられなくなってしまいます。そんなときは、いったいどうするのでしょうか?
いつも何らかの矛盾とぶつかりながらさかさ絵を描いている作者。そんなことも感じながら、さかさ絵をお楽しみください。
【本文より】
ネズミがみずとりに
パパライオンがしきしゃに
カンガルーがウサギに
まったくちがうもう一つの絵、きみにはみえるかな?
作者いわく、さかさ絵を描くときに一番むずかしいのは、色をつけること。一方から見ると「カエル」、さかさにすると「女の子」に見える絵が線画で完成しているとします。カエルの色を緑色に決めてしまうと、女の子の顔も当然緑色になり、もはや「宇宙人」か「モンスター」になってしまいます。そこで、女の子の顔を肌色にしてみても、今度はカエルに今ひとつインパクトが感じられなくなってしまいます。そんなときは、いったいどうするのでしょうか?
いつも何らかの矛盾とぶつかりながらさかさ絵を描いている作者。そんなことも感じながら、さかさ絵をお楽しみください。
【本文より】
ネズミがみずとりに
パパライオンがしきしゃに
カンガルーがウサギに
まったくちがうもう一つの絵、きみにはみえるかな?
著者紹介
神奈川県生まれ。桑沢デザイン研究所グラフィックデザイン研究科卒業。現在、イラストレーター及びグラフィックデザイナー。トリックアート(主にさかさ絵、さかさ文字)の研究をしている。著書に『さかさ絵本 まさか さかさま』『さかさ絵本 まさか さかさま 緑の巻』(サンマーク出版)、『脳を鍛える さかさことば』(メディアファクトリー)、『さかさえ えほん みらくる くるくる』(小学館)、共著に『さかさもさかさ』(出窓社)がある。
担当編集者より一言
「カエル」と「女の子」の絵のように、色をつけるときが一番むずかしいとおっしゃる伊藤先生。私はそんなときはどう解決するのか尋ねました。すると、先生はそれ以上その作品は続けないと言うのです。テーマの設定自体が失敗だったのだと受け止め、また新たにほかの絵を描き始めるのだそうです。せっかく思いついたアイデアでも潔くあきらめ、次の新しい案を考えることを繰り返してやっと生まれるさかさ絵。楽しいさかさ絵の裏にもそんな苦労があるのだと知って、奥が深いなあと思った私でした。
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