サンマーク出版

本づくりへの想い Greetings from the
representative

代表の挨拶 Message

一冊に込める想い

「誰かの明日を、晴れ晴れと。」──私たちサンマーク出版は、人生の様々な場面で、誰かの心を太陽のように照らす本を届けることを使命としてきました。

時代が移り変わり、映像はショート動画が主流となり、文章はSNS投稿のような短い形式が好まれる時代となりました。しかし、私たちはあえて10万文字から成る本をつくり続けています。

それは、一冊の本が、著者の人生と編集者の情熱をかけて作り上げられ、人々の心を「晴れ晴れ」と照らし、人生を前進させる力を持つと信じているからです。その証拠に、多くの映画やドラマが今なお本を原作にして生まれています。

片づけで人生が変わることを説いた『人生がときめく片づけの魔法』は、全世界で1500万部のメガヒットを記録しました。過去に戻れる喫茶店を舞台にした物語『コーヒーが冷めないうちに』シリーズは、45言語で翻訳され、全世界650万部の大ヒットとなり、ハリウッドで映像化に向けたプロジェクトが進行しています。

こうした、世界中の人々の期待を超え、驚きと感動のある本を届けてきたことが、私たちの誇りです。

その背景にあるのが「はじめの一滴」を生み出す姿勢です。「はじめの一滴」とは、オリジナリティを追求し、誰も見たことのない新しい価値を創造する覚悟から生まれた渾身の一冊のことです。

サンマーク出版は『脳内革命』『人生がときめく片づけの魔法』『生き方』『体幹リセットダイエット』など、国内で8冊のミリオンセラーを生み出し、1992年から33年連続で10万部を超えるヒット作を送り出すなど、出版業界において揺るぎない地位を築いてきました。

著者が人生をかけて完成させた渾身の一冊や、まだ誰も知らない才能を世に登場させた新人作家の初の著書。私たちが生み出したこれらの「はじめの一滴」には、著者の人生哲学、知恵、経験が込められ、そこに編集者の覚悟と気迫が宿っています。

これらの「はじめの一滴」は、やがて海を越え、世界中に波紋を広げていきます。これまで6冊の本が世界でミリオンセラーとなり、人々の心を揺さぶり、人生を変えてきました。その瞬間を目撃するたびに、本の持つ可能性と喜びを実感します。

すべては「誰かの明日を、晴れ晴れと。」というミッションのもとに。著者と共に試行錯誤を重ね、格闘しながら、情熱を込めて最高の一冊を生み出し、その価値を世界中へ届ける――。私たちはこれからも、太陽のように読者の人生を照らし、幸せの波紋を広げながら、新しい価値を世界中に届けてまいります。


株式会社サンマーク出版
代表取締役社長 黒川精一

はじめの⼀滴を創るために 編集⽅針

私たちが目指すのは人生を「晴れ晴れ」させるライフブック

私たちが目指すのは、人生を晴れやかにする『ライフブック』をつくることです。知りたい、始めたい、解決したい──そんなとき、著者の人生や経験、ノウハウが詰まった一冊の本が道を示します。

また、辛いとき、悲しいとき、孤独なときに救ってくれるのは、本の中に詰まった言葉です。私たちは、その言葉が人生を照らし、新しい希望をもたらすと信じています。

大切にしているのは、他にはないオリジナリティを追求し、私たちならではの「はじめの一滴」を生み出すこと。読者の人生を照らす強いエネルギーを持った、驚きのある本づくりを目指しています。

人生の様々なシーンで晴れ晴れさせたい。だから、ジャンルレス

私たちは、小説、自己啓発書、ビジネス書、児童書など、多彩なジャンルの本を通じて、人生のあらゆるシーンを晴れやかにしたいと考えています。

私たちがこれまでに国内で生み出したミリオンセラーは、『脳内革命』(春山茂雄)、『人生がときめく片づけの魔法』(近藤麻理恵)、『生き方』(稲盛和夫)、『体幹リセットダイエット』(佐久間健一)など8冊あります。

これらの本づくりには、大切にしている二つの想いが込められています。一つは、著者が人生をかけてたどり着いた「代表作」をつくること。もう一つは、まだ誰にも知られていない「素晴らしい才能」を世に登場させることです。

京セラの創業者・故稲盛和夫さんの代表作である『生き方』は国内で162万部、中国では600万部を超えました。さらに2024年には、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が本書を「おすすめの一冊」として挙げてくださったことが発表されました。

また、近藤麻理恵さんの初の著書である『人生がときめく片づけの魔法』は全米でもミリオンセラーになるなど全世界1500万部のメガヒットに。

川口俊和さん初の著書である『コーヒーが冷めないうちに』シリーズは日本、アメリカ、イギリス、イタリアでそれぞれミリオンセラーの快挙を達成して全世界650万部を超えるなど、私たちはこれまでに全世界で6冊のミリオンセラーを生み出してきました。

私たちの「はじめの一滴」は海を越えて世界中に幸せの波紋となって広がっています。

波紋を広げるために 展開戦略

誰かを晴れ晴れさせる「はじめの一滴」を生み出した後は、その波紋を世の中に広げることに全力を注ぎます。その最大のパートナーが、読者にもっとも近い場所にいる「書店」の方々です。

新刊が出る3か月前から書店員の方々と売り場、冊数、販促ポスターの設営などを話し合います。ときには本のカバーデザインやタイトルについてご意見をいただき、ものづくりに反映させていくこともあります。

さらに、多くの人に本の素晴らしさを知ってもらうため、宣伝、PR活動にも力を注いでいます。年間の「新聞広告」の掲載数は500紙を超え、これは単行本出版社として他社を大きくリードする実績です。

また、出版業界の中でもいち早く「電車広告」を採用したため、「サンマーク出版といえば電車広告」というイメージが定着しました。

メディアミックスも積極的に行っています。小説を原作とする映画化や製作委員会への参画、著者のテレビ出演に伴う番組づくりなど、本を広めるために様々なメディアとタッグを組んでいます。

映画『コーヒーが冷めないうちに』

2015年の本の発売から3年後の2018年にTBS製作、東宝配給で映画化して大ヒットに。主演は有村架純さん。監督は『ラストマイル』の塚原あゆ子さん。その後、ハリウッドからも映像化のオファーが届いた。

映画『もしも徳川家康が総理大臣になったら』

2024年に東宝の製作・配給で映画化。浜辺美波さん、赤楚衛二さん、GACKTさん、竹中直人さん、野村萬斎さんなど豪華キャストが話題を呼んだ。監督は『翔んで埼玉』の武内英樹さん。

映画『皇帝ペンギン ただいま』

アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞した『皇帝ペンギン』の第2弾『皇帝ペンギン ただいま』のイメージキャラクターに「ぺんたと小春」のぺんたが抜擢。映画のナレーションを担当した草刈正雄さんとリュック・ジャケ監督とともに。

テレビ『運動脳』

著者のアンデシュ・ハンセンさんが出演した『世界一受けたい授業』(日本テレビ系列)。番組出演のためにスウェーデンから初来日し、大きな話題に。書籍『運動脳』は30万部を超えるヒットに。