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書籍の詳細

教え子が成長するリーダーは何をしているのか

著者:夏まゆみ

定価:1,540円 (10%税込)
ISBN978-4-7631-3613-8 C0030
四六判並製 本文206ページ
2017年6月20日初版発行
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部下の育成、後輩の指導、グループのまとめ役、
会議の進行、子育て、部活、授業……、
あらゆる場面で成果が生まれる、最強の指導法。

★ベストセラー『エースと呼ばれる人は何をしているのか』の著者が、
満を持して刊行した最新刊!
経営合理化協会はじめ、さまざまなセミナーで大好評を博した
ビジネスマン、キャプテン、チームリーダー、管理人、親、……など、
人を育てるすべての人に贈る、指導の基本の書。
 
★各見出しの最後に「○×ポイント」があるので、
指導のポイントも一目瞭然でわかりやすい!
 
★高橋みなみさん「夏先生の指導は、愛と厳しさのバランスが絶妙。
すべての人を成長させる力がある」
 
 
 
「部下が自分の言うことを聞いてくれない」
「相手が伝えたとおりに行動してくれない」
「指導に行き詰まっている」
 
これらはすべてリーダーに共通する悩みです。
言うことを聞いてくれないけれど、
かといって厳しくして嫌われるのもイヤ!
そんな人は多いと思います。
 
部下が言うことを聞いてくれないのは、
リーダーとしての「育て方」に問題があるとよく言われますが、
じつはそうではありません。
 
「言葉の使い方」にこそ問題があるのです。
 
夏先生は、教え子を指導するとき、
とにかく「言葉の使い方」を工夫することで、
たくさんの問題児たちをまとめあげ、
成長させてきました。
 
その秘訣は
「押しつけ言葉」を使うのではなく「成長言葉」を使うということ。
 
「押しつけ言葉」とは、自分が思ったことを口にして伝える言葉で、
「成長言葉」とは、相手の視点に立ち、相手の成長を促すような言葉をいいます。
 
この言葉の差はちょっとした表現の差でしかありませんが、
成長言葉を使えば、部下は自然とやる気が出て、
あなたとの関係もよくなり、指導も進みます。
そしてリーダーとしてのあなたが最も評価されるようになるのです。
 
ちなみに、
 
「緊張しなくていいよ」
「自信を持っていいよ」
「目標達成すごいね」
 
などの言葉は、すべて言ってはいけないNGワードです!
せっかく築いた信頼関係を壊してしまうケースもあるため、
指導する立場の人は必ず知っておく必要があります。
 
言い方を換えれば、
うまくいかないと悩んでいるリーダーは、
言ってはいけないNGワードを使っているからうまくいかないのです。
 
表面的にはうまくいっているように感じても、
言葉の使い方が変わらなければ本当の信頼関係は生まれないため、
「なかなか伝えたとおりに行動してくれない」
という悩みが解消されることはありません。
 
ではどう言えばいいのか?
 
どのようにほめて、どのように叱って、
どのように指導すればいいのか?
 
それを本書で具体的に解説いたします。
すぐに実践できるものばかりなので、
ぜひ今すぐに試してほしいと思います。
 
子育て中の親からも絶賛された内容で、
子育てに悩む人にも大いに役立つ一冊です。

目次より

第1章 「成長言葉」をかけるリーダーに、教え子はついてくる
 ◆リーダーになった君に、まずは「おめでとう」と言いたい
 ◆言うことを聞いてくれない…どうする?
 ◆「押しつけ言葉」から「成長言葉」へ変えると絶大な効果が出る
 ◆アイドルも親もビジネスマンも、悩みの「根っこ」は変わらない
 ◆なぜうちの子は、他の子よりブロックを積むのが遅いのか?
 ◆部下が「二人以上」になったとたんに教えにくくなるという不思議
 ◆高橋みなみは、なぜ強力なリーダーになったのか?
 ◆前田敦子が覚醒した言葉
 ◆「隠れた能力」の見つけ方
 
第2章「成長言葉」を生み出す三原則
 ◆「目線」をうまく活用して信頼関係をつくる
 ◆部下と仲よくなろうとするのは逆効果
 ◆「調子どう?」のひと言が大事なファーストステップとなる
 ◆「教える」ではなく「伝える」でギクシャクを防ぐ
 ◆「実力差」より「努力差」を認める
 ◆「お腹痛いの?」は不調の原因を特定する必殺キーワード
 ◆部下の「やる気」は「二度目の課題」でわかる
 
第3章「成長言葉」でほめれば、信頼と成長が急加速する
 ◆どうして「ほめる」のはむずかしいのか?
 ◆「自信を持て」は信頼を失う〝危険なNGワード〟
 ◆「大一番の前日」は、教え子にどう声をかけるのがベストか?
 ◆「ほめられて伸びるタイプです」を信じてはいけない
 ◆ほめるのは、成功したときより「失敗したとき」が効果的
 ◆「100%」ではなく「10%」をほめる
 ◆「絶対」という言葉を使って「断言」する
 ◆他人と比べると、本人もチームもダメになる
 
第4章「成長言葉」で叱れば、相手はちゃんと理解してくれる
 ◆「叱る」のはいいけど「怒る」のはいけない
 ◆そもそも、何を叱ればいいの?
 ◆叱ったあとはスベってもいいから「ジョーダン」を言え
 ◆「惜しい」「もったいない」は、やる気を上手に操作する魔法の言葉
 ◆「気持ちはわかる」は諸刃の剣
 ◆年上の部下を叱るときは、「敬語と敬意」で乗り越える
 ◆中堅社員には「チャンス」という言葉が効果的
 
第5章 教え子が成長すれば、リーダーはもっと成長するし認められる
 ◆リーダーになると、自分自身がいちばん成長する
 ◆誰だって初めはみんな、自信がない
 ◆あなたの厳しさをわかってもらえるときは、かならず来る
 ◆安倍なつみがしてくれた、最高の恩返し
 ◆教え子の成長こそ「財産」になる

著者紹介

ダンスプロデューサー/指導者。
1962年、神奈川県生まれ。1980年渡英以降、南米、北米、欧州、アジア、ミクロネシア諸国を訪れオールジャンルのダンスを学ぶ。1993年には日本人で初めてソロダンサーとしてニューヨークのアポロ・シアターに出演し、絶賛を浴びる。1998年、冬季長野オリンピック閉会式で老若男女数万人が一度に踊るための振り付けを考案・指揮する。NHK紅白歌合戦では20年以上ステージングを継続。吉本印天然素材、ジャニーズ、モーニング娘。、宝塚歌劇団、AKB48、マッスルミュージカル等、団体から個人にいたるまで、手がけたアーティストは300組におよぶコリオグラフィの第一人者。
伸び悩んでいた教え子の成長が、指導者の「言葉のかけ方」次第で著しく加速するケースを自ら体験したことで、指導における「言葉」の役割の重要性に早くから着目。以降、30年以上にわたり実際の指導現場で試行錯誤をくり返し、効果的な「声かけ」を導き出す。
教え子たちが急成長していく「声かけ」はたちまち注目を集め、近年では、大手企業や官公庁からの講演依頼が続出。メディアにも多数出演し、その方法を伝えている。
著書に、ベストセラーとなった『エースと呼ばれる人は何をしているのか』(小社)などがある。

担当編集者より一言

前作『エースと呼ばれる人は何をしているのか』から3年がたち、ついに夏先生の最新作が刊行となりました! 国民的アイドルの「育ての親」として知られる夏先生が「エースになる人の条件」について書いた前作は大きな話題となり、幸運なことにベストセラーとなりました。ただ、驚いたのは、「エースになる人の条件」以上に、「叱り方」や「ほめ方」など、リーダー向けの「指導法」を夏先生に聞きたいという人が、とにかく多かったことです。多くの人が子の親になったり、一度は人を指導する立場になったりするものですが、そこで悩んでいる人がこんなにも多かったのかと驚いたものです。夏先生が教える「言葉の使い方」は、そんな悩める「指導者」たちにとって、かんたんですぐに使える方法となっています。
ぜひその方法を実践し、「教え子」たちはもちろんですが、なによりあなた自身の成長に役立てていただけたらうれしいなと思います。

読者さまの声

具体的な記述が盛りだくさんで、とても勉強になりました。次回作にも期待しております。(会社員・男性・41歳)

これから部活動で幹部を務めていく際の、後輩との関わり方など、とてもためになりました。名言ばかりで、気づきをたくさん得られました。素敵な本だったので、知り合いにも勧めたいです。(高校生・女性・15歳)

夏まゆみ氏らしい。モーニング娘。AKB48等を育ててきた経験談や、そんな彼女らの才能を開花させた夏まゆみ氏の話を読むことが出来てよかったです。次回作期待してます。(高校生・男性・16歳)

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