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電子版あり

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真実への旅
ファウスト博士の教え

著者：斉藤啓一

定価：1,650円（10％税込）
ISBN978-4-7631-3060-0 C0030
四六変型判並製　本文359ページ
2010年5月25日初版発行

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ページをめくるごとに、あなたも〝意識の覚醒〟を体験する。
実践のためのスピリチュアル・ストーリー。

アメリカ・カリフォルニアに滞在していた私に、占い師は告げた。「生きてこの国を出ることはできない……」。絶望と恐怖の淵に突き落とされた私に、偶然出会った少女・エミリーはいう。運命から逃れ、自由に生きる道を説いている謎の人物がいる。その名は、「ファウスト博士」――。「人は幻想に操られ、眠りながら生きている。現実と信じ込んでいる幻想から目覚めないと、本当の幸せを手に入れることはできない」。そう語る博士が主宰する「修行ツアー」に参加した私を待っていた数々の体験とは――？
本当の幸せをつかむ覚醒のプログラムを紹介しながら進む、実践のためのスピリチュアル冒険小説。

目次より

第１章目覚めよ、眠れる羊たち――出会い、そして旅の始まり
第２章自己を見つめるということ――エーテル体の改造
第３章感情の主人となるために――アストラル体の改造
第４章迷宮より出て、真実の宮殿へ――メンタル体の改造

著者紹介

斉藤啓一（さいとう・けいいち）

１９６０年東京生まれ。作家、哲学者。意識の覚醒をメインテーマに、神秘思想を中心とした哲学や心理学の研究に励む。ホスピスの心理カウンセラーを務めた経験をもち、心理療法や統合医療の分野にも造詣が深い。カレッジ・オブ・ホリスティック・ホメオパシー講師（心理学担当）。
著書に『秘法カバラ数秘術（改訂版）』（学習研究社）、『フランクルに学ぶ』『ブーバーに学ぶ』（ともに日本教文社）他、十数冊の哲学関連の著作がある。

REVELATION

担当編集者より一言

本書は、もう２０年以上も前に出た本を大幅に加筆・修正して、改題して出したものですが、原書となったその本に私が出会ったのは学生時代のときでした。その頃からスピリチュアルや自己啓発の本などを好んで読んでいたのですが、なかでもその本は異色な内容でした。主人公が出会った謎の人物「ファウスト博士」は、次のようにいいます。「いかなるものをも頼ったり、崇拝したりしてはならない。自らの声だけをたよりに進みなさい。自分を救えるのは自分しかいない」。この言葉が、いつのまにか自分のなかに刻まれていたのでしょう。それ以来、さまざまな教えや生き方を説く人と会ったり、本を読んだりしましたが、幸い変なカルトにはまることもなく、偏った教義に洗脳されることもなく、健全に（？）社会生活を送ってこられたのは、この本との出会いのおかげだと思います。とても個人的な、そんな思いのこもった一冊ですが、ぜひ手にとってページをめくってみてください。きっと新しい世界への入り口を見つけることができるでしょう。