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書籍の詳細

「病気」と「健康」の法則

著者:ロバート・ハシンガー

定価:1,760円 (10%税込)
ISBN978-4-7631-3091-4 C0030
四六判上製 本文221ページ
2013年11月30日初版発行
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人間はなぜ、病気になるのか? 
古今東西の医療に詳しい医師がたどり着いた「結論」

人間はなぜ、病気になるのか。
健康であるとは、いったいどういうことなのか。
その、かんたんには答えの出ない「問い」について書いたのが、この本です。
著者であるロバート・ハシンガー先生によれば、「生体のどこかで、ATP(アデノシン三リン酸)が不足するから、人間は病気になる」とのこと。
たとえば頭痛というシグナルは、私たちに、体のなかで問題が起きていることを教えてくれます。シグナルがなければ体内のATPは不足しつづけ、生命に危険が及ぶこともありますから、病気の症状が出ることは、人間が生き残っていくため、種が存続していくために生体に備えられた機能の一つ。さらには、病気にかかることそれ自体が、健康な体をつくるうえで極めて大事な働きをしている。――そう語るロバート先生は、西洋医学はもちろん、東洋医学やホメオパシーまで、古今東西の医学を学び、実践してきた博覧強記のドイツ人医師。「病気と健康は対極にあるものではなく、人間が健康に生きていくためには病気が必要」という言葉は、ロバート先生のこれまでの膨大な経験に裏打ちされたメッセージです。
健康が気になる方はもちろん、働き盛りの方から、お子さんを育てている方まで、「なるほどそうか!」と目から鱗が落ちる内容が満載。いつまでも健康に過ごしてほしいあの人への贈り物にもぜひどうぞ。

目次より

◎風邪をひくと体を温めたほうがよいのはなぜ?
◎インフルエンザが流行しているときに子どもを叱ってはいけない
◎子どもが欲しければ週に三回はセックスしなさい
◎病気は人間が生き残るために組み込まれた大事なメカニズム
◎ポジティブシンキングではなく、ポジティブエモーションが大事
◎健康な人間の体は「ジャスト・イン・タイム」方式
◎規則正しい生活を続けすぎると、体は弱くなる
◎健康に生きたければ、ATPを増やしなさい

著者紹介

医師。クラシカルホメオパス。ヘルスリサーチャー。
1959年、ドイツ生まれ。ドイツのミュンヘン大学(正式名称:ルートヴィヒ・マクシミリアン大学)医学部卒業。脳神経外科の研修医として大学病院に勤務後、あらゆる補完・統合医療の治療体系、精神療法のトレーニングを積み、統合医療の専門家として活躍。世界各国で教鞭をとり、個人、組織にコンサルテーションを提供。日本では1999年からクラシカルホメオパシーを教えはじめ、「ファカルティ・オブ・クラシカルホメオパシー(FCH)ジャパン」を創設。多くの日本人にホメオパシーのコンサルテーションを実施。現在、イタリアのローマとウンブリアでホリスティック医療のセンターを運営しているほか、ドイツでも同様のセンターを運営。日本では「クラシカルホメオパシーセンター」を運営。

担当編集者より一言

著者のロバート先生はイタリア在住のドイツ人。ドイツ語、イタリア語はもちろん、英語やスペイン語、ポルトガル語を自由自在に操り、ギリシア語と日本語も片言なら話せるという、語学に堪能な医師です。そして、まさに博覧強記といっていいほど、古今東西の医療に通じていて、その知識の深さと広さには圧倒される思いがするほど。私は編集者としてこれまで、『病気にならない生き方』『体温を上げると健康になる』『なぜ、「これ」は健康にいいのか?』といった「健康のための実用書」を手がけてきましたが、今回の本は、「病気と健康の原理原則」がストンと理解できる、「知的興奮に満ちた書」となっています。「これを食べればだいじょうぶ」を謳うような、安直な健康法に踊らされないためにも、ぜひ多くの人に読んでほしいと願っています。
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