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書籍の詳細

資産を自分で守る法
債券バブル崩壊 ハイパーインフレがやってくる!

著者:清水 洋

定価:1,430円 (10%税込)
ISBN978-4-7631-3159-1 C0030
四六判並製 本文174ページ
2011年6月25日初版発行
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この「準備」をした者だけが、生き残る。

東日本大震災の大津波さながらの「債券バブル崩壊」の大波が、一瞬にして日本全体の市民生活を飲み込み、全てを灰塵に帰してしまう日が近い将来必ずやってくると警鐘を鳴らしているのが、本書の著者である清水洋氏。最悪のシナリオを予想して、その対策を提唱する氏は、こう警告します。

「格付けの低下は国債への信用が低下したことを意味している。次の局面では必ず金利が上昇する。日本ではいずれハイパーインフレが起きることは間違いない。デフレ期は無策が最大の資産防衛だった。ところがインフレ期になると、無策では資産を失うだけだ。インフレ基調になって最大の問題は、日本の国家予算が組めなくなること。国と自治体で1000兆円と言われる借金の金利が5%に上がれば、年間の返済額は50兆円。今ですら92兆円の国家予算のうち55兆円が国債や埋蔵金なのに、さらに50兆円の返済が加わったら国家は維持できない。そうなると、国債を支える「ゆうちょ預金」がちゃらになる可能性がある。つまり国家は国民の生命と財産を守ることができなくなる」

世界に目を移すと、この20年間に20カ国が財政破綻している現実があります。ロシアでは、年間7000%のハイパーインフレもありました。もしもそうなれば、年収7000万円の人が1万円になってしまうことに。もはや国や政府には頼れず、我々国民は自身の手で資産を守らなければならない時代がもうすぐそこに来ているのです。
本書はそれを「警告」し、「具体的な防衛手段」を提言します。これまで各時代に即した資産防衛を自ら実践してきた著者が、来るべき債券バブル崩壊の時代に、どんな対策が必要なのか、どう生き延びればいいのかを具体的に説く、「日本国民必読の書」です。

「極力悲観的に予測して、極力楽観的にアクションを起こす――。いつの時代でもどんな状況に対しても、リスク管理の要諦は、この言葉に尽きると思います。本書は、その意味で決して日本経済に対する「悲観の書」ではありません。未曾有の巨大震災を経験し、非常に厳しい日本経済の状況をリアルに語らなければならないことは明白ですが、本書では、その状況下で私たちがなすべき「アクション」について、希望と共に書き込んであります。状況を冷静に観察し、事態を深く読み、何があっても自分の資産を守る「備え」をすること――そのための書とご理解ください」(本書「まえがき」より)

著者紹介

1943年生まれ。税理士、事業再生コンサルタント。大学卒業後、税理士試験に合格。現・中央総合事務所所長。2000年代に入ってから、税理士業務から事業再生業務にシフト。バブル期に不動産投資を行い(資産総額約10億円)、バブル崩壊後にいち早く損切りして資産防衛をはたした(資産総額約4億円、無借金体質へ)。自身の体験や、豊富な税理士としての知識経験から、数々の企業の事業再生実務をこなす。事業再生研究会会長、TMA日本支部理事、経済評論家。著書は、バブル期の『21世紀への財産形成学』(ぎょうせい)、『不動産を買いたいと思ったら読む本』(日本実業出版社)、バブル崩壊期の『ビッグバンで損をしない資産防衛』『大倒産時代の生活防衛マニュアル』(ともに日本能率協会マネジメントセンター)、デフレ期の『財産を無くす人 財産を残せる人』(明日香出版社)等、多数。

担当編集者より一言

私「えっ、まさか、そんなことが?」 清水先生「いえ、それが現実に起こるんです」――こんな会話を幾度も繰り返しながら、本書は出来上がりました。驚きと納得の連続が、きっと読者の皆さんに、ある「アクション」を起こさせることと思います。私も「よ~し、やるぞ!」と思って、はたと気づきました。私には守るべき資産そのものがない……まったくもって情けない話。
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