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前を向いて、歩こう。
「石巻のイギリス人」からのメッセージ
著者:リチャード・ハルバーシュタット
定価:1,430円 (10%税込)
ISBN978-4-7631-3182-9 C0030
四六判並製 本文237ページ
2011年10月25日初版発行
ISBN978-4-7631-3182-9 C0030
四六判並製 本文237ページ
2011年10月25日初版発行
お知らせ
現在、お取り扱いできない商品です。
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余震と原発の不安の続く中、
帰国を取りやめ第二の故郷・石巻へ戻った
「石巻のイギリス人」が見た、
等身大の「3.11」の衝撃とそれからの長い時間。
震災直後、余震が続き、福島第一原発の放射能漏れ事故の報道がなされ、相次ぐ在日外国人の帰国ラッシュと海外からの訪問キャンセルの嵐の中、大使館からうながされいったんは帰国しかけたものの、「大事な仲間を見捨ててひとりだけ帰るわけにはいかない」と、長年暮らした第二の故郷・宮城県石巻市に戻ってきたイギリス人がいました。
テレビのニュースや新聞記事などで何度も取り上げられ、震災にうちひしがれた日本人に勇気と希望をくれたその人は、本書の著者であるリチャード・ハルバーシュタットさん。石巻専修大学の准教授として教壇に立つこと18年、「サンマのぬた」が好物と言い、日本人よりも日本人らしく地域社会にとけ込み愛されている人物です。
3月11日の東日本大震災では自らも被災し、しばらくは避難所暮らしを余儀なくされたものの、「命をなくされたり家や財産を奪われたりしたたくさんの方々に比べれば、自分は何も失っていないも同然。大好きな石巻の街と人が早く元通りになるように、できることからお手伝いしていきたい」と、石巻の復興を願う日々を送ります。
瓦礫の山がそこかしこに積まれ廃墟と化した街で「いままでそこにあったもの」への惜別の情に胸がつぶれそうになりながら、同時に、生き残った人々の強さやたくましさ、やさしさに感動する著者。本書は、そんな「石巻のイギリス人」が、ひとりの被災者として見て聞いて感じた「あの日」の衝撃とそれからの長い時間を、ありのままに等身大で伝える、力強くあたたかい、復興への誓いと全国の読者へのメッセージです。
「あの恐ろしい津波は、たくさんの人の命を奪い、財産を奪い、生活を奪いました。それでも、残された人の立ち上がる力、未来への希望、そして人のつながりやぬくもりまでは奪い去ることはできませんでした」(「はじめに」より)
「明けない夜はない」、それを信じて。石巻から続く、同じ空の下のみなさんへ。
テレビのニュースや新聞記事などで何度も取り上げられ、震災にうちひしがれた日本人に勇気と希望をくれたその人は、本書の著者であるリチャード・ハルバーシュタットさん。石巻専修大学の准教授として教壇に立つこと18年、「サンマのぬた」が好物と言い、日本人よりも日本人らしく地域社会にとけ込み愛されている人物です。
3月11日の東日本大震災では自らも被災し、しばらくは避難所暮らしを余儀なくされたものの、「命をなくされたり家や財産を奪われたりしたたくさんの方々に比べれば、自分は何も失っていないも同然。大好きな石巻の街と人が早く元通りになるように、できることからお手伝いしていきたい」と、石巻の復興を願う日々を送ります。
瓦礫の山がそこかしこに積まれ廃墟と化した街で「いままでそこにあったもの」への惜別の情に胸がつぶれそうになりながら、同時に、生き残った人々の強さやたくましさ、やさしさに感動する著者。本書は、そんな「石巻のイギリス人」が、ひとりの被災者として見て聞いて感じた「あの日」の衝撃とそれからの長い時間を、ありのままに等身大で伝える、力強くあたたかい、復興への誓いと全国の読者へのメッセージです。
「あの恐ろしい津波は、たくさんの人の命を奪い、財産を奪い、生活を奪いました。それでも、残された人の立ち上がる力、未来への希望、そして人のつながりやぬくもりまでは奪い去ることはできませんでした」(「はじめに」より)
「明けない夜はない」、それを信じて。石巻から続く、同じ空の下のみなさんへ。
目次より
第1章 平成23年3月11日の記憶
第2章 イギリス人から「石巻人」になるまで
第3章 私の石巻物語
第4章 決断の朝
第5章 石巻が好きだから
第2章 イギリス人から「石巻人」になるまで
第3章 私の石巻物語
第4章 決断の朝
第5章 石巻が好きだから
著者紹介
石巻専修大学理工学部基礎理学科准教授。専門は応用言語学。イギリス・レディング出身。イギリス国立ロンドン大学文学部東洋アフリカ研究所日本語学科卒。イギリス国立レディング大学文学部言語学科にて修士号を取得。1993年より宮城県石巻市在住、2003年に日本での永住者資格を取得。
担当編集者より一言
「外国人の帰国が相次ぐ中、待避直前に帰国を思いとどまって石巻に戻ったイギリス人」――このニュースをたまたま目にしたときに、ありがたくて嬉しくて、テレビを見ながら号泣してしまった私。それは単純に日本人として感激したのと、実は私の実家がその石巻にあったからでした。この人のことを本にしたい、そう思って上司に話しました。でも、被災地を外から見て、いかにあの震災が恐ろしかったのかだけを伝える本にはしたくありませんでした。そうではなくて、被災した人の目から見た「本当の」3月11日以後と、我慢強くてあたたかいと言われる東北の人たちが今このときも未来へ向かって前を向こうとしている様子と、そして、イギリス人の著者から見た日本を描くことによって、改めて「日本はこんなに素晴らしい国なんだ」ということを全ての人に感じてほしくて、それができる本をつくりたかった。まっすぐで素直な本ができたと思います。どうか一人でも多くの方に読んでいただきたいです。
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